49 ページ49
一虎「ん……昨日あのまま寝ちゃってたのか」
あくびをしながら隣を見ると静かに眠るAちゃんがいた。
一虎「ぐっすりだな……それにしてもあの時の」
貴方『はい……かずとらさん、わたしはずっとあなたの……』
その続きを俺はなんとなく理解をした。
一虎「俺はずっと君のそばにいるからね」
そう優しく囁いた。
一虎「さて、朝ごはんでも作るかな」
ーーーーーーーーーーーーー
一虎「……よし、今回はできた」
貴方「かずとらさん、おはようございます」
一虎「おはよう、今日の朝ごはんは卵焼きと場地が作ってくれた焼きそばだよ…約束したじゃん」
彼女は表情を輝かせて頷いた。
一虎「準備できたし食べよう」
貴方「このやきそばすごくおいしいです」
一虎「場地に言ってあげて?すごく喜ぶと思うよ」
貴方「はい!」
俺は目の前の子を見て本当に愛おしい存在だと思った。
雨の中拾った天使はとても可愛くて少し臆病だった。
本当の愛情を知らないのに誰よりも自分より相手を優先してくれる不思議な子だった。
いつの間にか家族よりたった一人の特別な存在になりたくなっていた。
雨の中天使を拾った。
とても可愛くて愛おしいたった一人の特別な子だ。
Fin.
60人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プーさん大好き(プロフ) - まろんさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!最高と言ってくださり嬉しいです!まさかの視聴中にお母様に見つかるというハプニングは驚きですね。少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです! (3月16日 20時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 最高ですね! ずっとニヤニヤしながら見てたら母にキモいって言われました、、、。 名前を琥珀にしてたら奇跡が起きてました!! (3月10日 16時) (レス) @page12 id: b28ed1b9a8 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - sakuraitigoさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!続編の希望嬉しいです!展開が決まり次第作りますね。一虎くん推しなんですね!見つけてもらえて嬉しいです! (1月29日 9時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
sakuraitigo - 推し(一虎くん)が尊いし、優しいしで最高でした!!!!できれば、続編お願いしたいのですが、よろしいですか? (1月28日 23時) (レス) @page50 id: 4f24649060 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - いちご丸さん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!大切な人に優しくできる心は誰にでもあるというのをこの作品では挑戦しました。今過去編も作っているのでこの作品と合わせて読んでいただけると幸いです。 (9月1日 22時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ