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一虎「はい…ホットミルク」

初めて出したときは警戒して手を出さなかったのに今は素直に飲んでくれている。

あの時に美味しいって言ってたの嘘ではなかったんだ。

一虎「美味しい?」

貴方「はい、あまくてのみやすいからすきです」

一虎「よかった」

俺はずっと考えてることがあった。

それだけは言っておかないと彼女をまた不安にさせてしまう。

一虎「ずっと黙っていたけど俺たちの東京卍會は不良の集まりなんだ」

ホットミルクを飲む彼女の手が止まる。

貴方「ふりょうの」

一虎「騙しててごめん!あの時は信頼してほしいって怖がらないように嘘のことを伝えた…最低だよな…信じてほしいからって」

貴方「なんとなくきがついてました…」

一虎「え?どこらへんで?」

俺は驚いてしまって少し声が裏返ってしまった。

貴方「さいしょからです…」

一虎「え……」

貴方「ここにはふりょうのたまりばがあるときいていたので…」

一虎「それは…少し前の話だね…でもなのに俺のとこにいてくれたの?」

貴方「ふしぎとこわくなかったです…しぜんとしんじていいっておもえたのです」

それを聞いた瞬間俺は飛び上がるほど嬉しくなった。

貴方「かずとらさんのことばがぜんぶやさしかったから…じぶんなりのあまえでした…このばにいることが、わたしにできるさいだいのあまえだったんです」

一虎「そっか」

貴方「なんどもあまえてそのたびこわくなってにげようとしたのにかずとらさんはおこることなくやさしくつつみこんでくれた…それにさらにあまえてしまっていたんです、ふりょうなのにやさしいからずるいっておもった」

顔をほんのり赤くしてそう伝えてきた。

一虎「ずるいって何?」

苦笑いをしながらそう返す。

貴方「ぜんぶがやさしすぎだからです…ずるいですよ」

一虎「それは申し訳ありませんでした…」

拗ねたように言葉を返してお互いが笑い合う。

一虎「っていうか本当に俺Aちゃんのこと好きすぎるわ」

貴方「わたしもです…かずとらさんのことがすき」

お互い見つめあって笑い合う。

貴方「すこしだけねむくなっちゃった」

一虎「俺も、安心したら眠いや」

2人で俺の部屋のベッドに寝転がる。

俺は布団をかけてあげてその小さな体を抱きしめる。

一虎「少しだけ寝よう?」

貴方「はい……かずとらさん、わたしはずっとあなたの……」

一虎「うん………」

そのまま俺たちは一緒に眠ってしまった。

とても穏やかで幸せな一時が心地よかった。

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プーさん大好き(プロフ) - まろんさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!最高と言ってくださり嬉しいです!まさかの視聴中にお母様に見つかるというハプニングは驚きですね。少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです! (3月16日 20時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 最高ですね! ずっとニヤニヤしながら見てたら母にキモいって言われました、、、。 名前を琥珀にしてたら奇跡が起きてました!! (3月10日 16時) (レス) @page12 id: b28ed1b9a8 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - sakuraitigoさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!続編の希望嬉しいです!展開が決まり次第作りますね。一虎くん推しなんですね!見つけてもらえて嬉しいです! (1月29日 9時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
sakuraitigo - 推し(一虎くん)が尊いし、優しいしで最高でした!!!!できれば、続編お願いしたいのですが、よろしいですか? (1月28日 23時) (レス) @page50 id: 4f24649060 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - いちご丸さん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!大切な人に優しくできる心は誰にでもあるというのをこの作品では挑戦しました。今過去編も作っているのでこの作品と合わせて読んでいただけると幸いです。 (9月1日 22時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プーさん大好き  | 作者ホームページ:http  
作成日時:2023年4月19日 0時

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