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三ツ谷「一虎…」
一虎「三ツ谷…」
場地「よかったな…そいつがいなかったらお前を止める奴いなかったもんな」
そう言われて改めて彼女の存在の大きさを実感した。
一虎「そうだな」
武道「よかった…」
千冬「マジで冷や汗掻いたもんな」
一虎「もう大丈夫だから…」
彼女の開かれた目は未だに赤みを帯びてはいるものの先ほどよりは薄くなっている。
一虎「俺はいなくならないから…ずっと側にいるから…」
マイキー「今日は帰ろうぜ…こんなことがあった後だし」
ドラケン「だな…休ませてやれ」
三ツ谷「一虎、怪我の手当てしてやろうか?」
一虎「自分でやるよ」
ーーーーーーーーーーーーー
家に戻ると見慣れない女の人が立っていた。
一虎「あの…どうかしました?」
？「あ…その…羽宮さんの家って…」
一虎「俺の家そこですけど…」
女の人はほっとした様子で俺が抱きかかえているAちゃんを見ると驚きの表情をする。
一虎「あ、今鍵開けます」
？「その子って…」
一虎「俺の妹です…羽宮A」
ーーーーーーーーーーーーー
一虎「ちょっと待っててね…手と顔に付いたの落としてくるから…部屋に戻ってもいいよ」
彼女は小さく頷いて部屋に戻っていった。
一虎「適当に座ってください…お茶とか用意するんで」
？「いえ…そんなに長居するんじゃなくて…」
一虎「え?」
鈴「私、海道鈴(かいどうりん)と言います…」
そう言われ名刺を渡される。
一虎「警察…ですか…」
鈴「実はあの子の行方不明届が出ているんです」
一虎「……行方不明届?」
鈴「はい…3日ほど前に…特徴も同じですし」
見せられた資料に載っている情報は彼女と一致している。
鈴「彼女ではないですか?」
あの子の家族が探してるんだ。
それは不安だからとかではなく目の届くところにおいておく必要があるからで…
けどその証拠は何一つ持っていない。
一虎「違うと思います…あの子は俺の妹ですから」
こんな大きな嘘をついたのは人生で初めてかもしれない。
彼女をその場所に帰すわけにはいかないからだ。
鈴「……」
一虎「あの子は俺の妹…羽宮Aです」
俺はまっすぐにそう告げた。
海道さんは後日また会いに来るとだけ告げて家を出て行った。
彼女がいなくなったことに気づいた家族が動いていたのか。
あの男も探すように命じられていたみたいだし。
一虎「大丈夫だ…何があってもどんな手を使ってでもAちゃんには幸せになってほしい」
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プーさん大好き(プロフ) - まろんさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!最高と言ってくださり嬉しいです!まさかの視聴中にお母様に見つかるというハプニングは驚きですね。少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです! (3月16日 20時) (
レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 最高ですね！ ずっとニヤニヤしながら見てたら母にキモいって言われました、、、。 名前を琥珀にしてたら奇跡が起きてました！！ (3月10日 16時) (レス) @page12 id: b28ed1b9a8 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - sakuraitigoさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!続編の希望嬉しいです!展開が決まり次第作りますね。一虎くん推しなんですね!見つけてもらえて嬉しいです! (1月29日 9時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
sakuraitigo - 推し(一虎くん)が尊いし、優しいしで最高でした!!!!できれば、続編お願いしたいのですが、よろしいですか？ (1月28日 23時) (レス) @page50 id: 4f24649060 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - いちご丸さん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!大切な人に優しくできる心は誰にでもあるというのをこの作品では挑戦しました。今過去編も作っているのでこの作品と合わせて読んでいただけると幸いです。 (9月1日 22時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
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