検索窓
今日:7 hit、昨日:42 hit、合計:22,805 hit

15 ページ15

一虎「そっか」

するとまた家のチャイムが鳴った。

一虎「少し待ってて」

玄関に向かいドアを開けると三ツ谷とマイキーそして

一虎「あ、エマちゃん!」

エマ「マイキーから事情を聞いて何か力になれないかなと」

確かに女子同士なら気づかないことにも気づいてくれるかも。

ーーーーーーーーーーーーー
目の前の琥珀色の瞳の子は私を見ても怯えることはなく少しだけ困惑した顔をしている。

エマ「初めまして、佐野エマって言います」

貴方「………」

エマ「大体のことはマイキーから聞いたよ」

この子が寝ているときに言っていたこと。

家族からひどい扱いを受けていたかもしれないという考えなどと目の前の子を照らし合わせていく。

エマ「(すごくいい子に見えるけど)」

私は言葉に気を付けながら口を開く。

エマ「今日さ…色んな人に会ったんだよね?怖くなかった?」

そう聞くと彼女はメモ帳にこう書いた。

『こわくはなかったです、けんかがはじまったときはこわかったけど』

エマ「そっか、教えてくれてありがとうね」

優しく髪の毛を撫でると彼女が目を伏せる。

少しだけ落ち着いたように見える。

エマ「私と今日出会った人たちとどっちの方が話しやすいかな?」

『どっちも同じだと思います』

エマ「そっか…私は少しでもAちゃんに会えて良かった、初めて頼りにしてもらえるから」

今はこんな関係でも構わない。

この子は自分を塞ぎ混んでるから話がまとまるまで時間が必要なんだと思う。

今はこの子ことより自分たちのことを知ってもらった方が良さそうだ。

エマ「実はさ、今…この部屋の外にはマイキーと三ツ谷がいるんだけど…2人のこと聞いてみたくない?」

彼女は表情を動かさずに頷いた。

ーーーーーーーーーーーーー
エマ「それでこの子が2人のことを知りたいって」

そっか、自分たちのこと知ってもらってからでも遅くはないのか。

さすがエマちゃん…女の子同士だから1つまた見つけてくれたんだ。

三ツ谷「なるほど、それも1つの手だな」

マイキー「自己紹介しておくか…さっきは色々と話しすぎて自己紹介の機会逃しちゃったし」

一虎「そうだな…まずは」

マイキー「俺からな…東京卍會総長の佐野万次郎だ、歳は15で好きなものはどら焼、因みにエマは俺の妹な」

三ツ谷「俺は三ツ谷隆、東京卍會弐番隊隊長、歳はマイキーと同じで15だ、ルナとマナっていう妹がいる、ルナがキミと同じくらいかな」

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

プーさん大好き(プロフ) - まろんさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!最高と言ってくださり嬉しいです!まさかの視聴中にお母様に見つかるというハプニングは驚きですね。少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです! (3月16日 20時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 最高ですね! ずっとニヤニヤしながら見てたら母にキモいって言われました、、、。 名前を琥珀にしてたら奇跡が起きてました!! (3月10日 16時) (レス) @page12 id: b28ed1b9a8 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - sakuraitigoさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!続編の希望嬉しいです!展開が決まり次第作りますね。一虎くん推しなんですね!見つけてもらえて嬉しいです! (1月29日 9時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
sakuraitigo - 推し(一虎くん)が尊いし、優しいしで最高でした!!!!できれば、続編お願いしたいのですが、よろしいですか? (1月28日 23時) (レス) @page50 id: 4f24649060 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - いちご丸さん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!大切な人に優しくできる心は誰にでもあるというのをこの作品では挑戦しました。今過去編も作っているのでこの作品と合わせて読んでいただけると幸いです。 (9月1日 22時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:プーさん大好き  | 作者ホームページ:http  
作成日時:2023年4月19日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。