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『でも、やさしそうなひと』
そう続けて書いてくれたのは彼女なりの気遣いかも
武道「これって誉められてる?」
三ツ谷「半分誉めてて半分貶してる」
マイキー「とりあえず、どんな子かわかったし今日は解散でいい?俺、眠いわ」
三ツ谷は彼女を見つめるとこう言った。
三ツ谷「ねぇ、俺たちのなかだったら誰が好みとかある?」
一虎「何聞いてんの」
俺は彼女を三ツ谷の腕から抱き上げて軽く睨む。
三ツ谷「睨むなよ、安心する人を知ってた方が緊急事態の時の対処法分かるだろ」
一虎「あ、そういうことか……三ツ谷の言い方が口説いてるように聞こえた」
三ツ谷「こんな時に口説かないよ、まぁAちゃんなら口説いても構わないけど」
一虎「結局口説くつもりなんじゃん」
俺は彼女を抱き直すと俺の方にくっついてきた。
ドラケン「一虎のことが好きみたいだな」
その時、彼女の呼吸が少しだけ苦しそうに聞こえてきた。
一虎「Aちゃん?」
場地「どうした?」
俺は彼女の額と自分の額をくっつける。
一虎「少し熱い」
マイキー「まぁ、一気に昨日と違う場所に連れてこられちゃったからな、疲れたんだよ」
武道「少し賑やかだったから…びっくりしちゃったのかな?」
千冬「いきなり知らない人ばっかに囲まれたから…びっくりしたんだろ」
一虎「今日はありがとう…もう帰るよ……Aちゃん休ませたいし」
場地「あぁ」
ーーーーーーーーーーーーー
家に帰ってベッドに寝かせるとすぐに小さな寝息が聞こえてきた。
さっきと同じように額をくっつける。
先程より額が熱を持っている。
濡れたタオルで額を冷やしてあげる。
貴方「……っ」
時間が経つと彼女は静かに眠っていたけど少しうなされ始めた。
一虎「辛かったんだね…」
貴方「ゃめて……」
一虎「っ!」
貴方「ぉかぁさま……ゃめて」
聞き間違いじゃなければ『お母様、止めて』そう言った。
一虎「Aちゃん?大丈夫?」
貴方「叩かなぃで……ぉとぅさま……」
俺は苦しそうに紡ぎ出される言葉に耳を塞ぎたくなる衝動に駆られる。
貴方「ぃやだ……ぁつぃ…ゃめて…ぉにぃさま」
こんな小さな子をここまで追いつめるなんて。
本当にひどい家族だったんだ。
ピンポーン……
一虎「誰だろう…」
玄関に向かいドアを開けるとそこには場地がいた。
場地「悪いな…あのチビの様子……」
一虎「チビじゃなくてAだよ」
俺は少し呆れて場地を見た。
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プーさん大好き(プロフ) - まろんさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!最高と言ってくださり嬉しいです!まさかの視聴中にお母様に見つかるというハプニングは驚きですね。少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです! (3月16日 20時) (
レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 最高ですね！ ずっとニヤニヤしながら見てたら母にキモいって言われました、、、。 名前を琥珀にしてたら奇跡が起きてました！！ (3月10日 16時) (レス) @page12 id: b28ed1b9a8 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - sakuraitigoさん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!続編の希望嬉しいです!展開が決まり次第作りますね。一虎くん推しなんですね!見つけてもらえて嬉しいです! (1月29日 9時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
sakuraitigo - 推し(一虎くん)が尊いし、優しいしで最高でした!!!!できれば、続編お願いしたいのですが、よろしいですか？ (1月28日 23時) (レス) @page50 id: 4f24649060 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - いちご丸さん» この作品を手に取ってくださりありがとうございます!大切な人に優しくできる心は誰にでもあるというのをこの作品では挑戦しました。今過去編も作っているのでこの作品と合わせて読んでいただけると幸いです。 (9月1日 22時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
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