ナナイロ。 (ページ22)

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おかしい？ページ22

貴女side

そのまま面白いねなんて言って剛典くんは私のためなんかにカフェまでついてきてくれるなどと言い出した。

「そんなの絶対だめです！！剛典く、、岩田さんの大切な時間を、、」

私はもう必死！！しかも剛典くん剛典くんっていつも言ってたからもう本人にも馴れ馴れしく言ってしまいそう！！

『えー？大丈夫大丈夫！！俺面白い子好きだから！』

えへへなんてわらってるけどね、剛典くん。

好きはあかんよ、うん。

好きだけはいくらの臣ファンの私でも今もう胸キュンキュンしてますから。

誰がこんな風にしちゃったんですか？

あなたです。剛典くんです。

「岩田さん。。本当に本当の本当に、いいんでしょうか？」

『はいはい！おっけおっけー！さ！友達のとこ行こー！！』

適当すぎるよ！！！ねぇ？！

ガサツなところはこういうとこなのかな？

いや、これは優しさの中のガサツだね。

やっぱり、ガサツも王子に変えちゃうのが岩田剛典だよね。神じゃん。

『はやくー！行くよ！』

優しく私の腕を掴んで歩き出した剛典くん。

どきどきどきどき、、、

もーーー。

そりゃなっちゃうこうやってさ？なるじゃん？絶対。手汗やばいよって、触れないでって。

ド○○キしちゃうじゃーん。

剛典くんはグイグイ私の手を引っ張ってカフェに向かっている。

こんな綺麗な手に触れられてるんだ。

あれ？やっぱりこないだから夢を見てるの？

夢なら覚めないで欲しい。

ねえ、この手臣くんとかも触ってるんじゃない？

なんて馬鹿なことばっか考えちゃってる私。

剛典くんと手を繋げるのはほんとに一生に一回くらいだから楽しむしかない((