ナナイロ。 (ページ20)

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胸騒ぎページ20

壱馬side

歓迎会も終盤戦にかかりみんな結構

ベロベロ笑

そんなときみなみが

み『壱馬っ。』

あまり近寄りたくなかったみなみに声をかけられ驚いてしまう。

みなみもいつもより冷静で、少し怖いくらい。

み『壱馬ってさ、彼女、、とかいる？』

「いーひんで？」

み『そうなの？』

少し表情が明るくなったのか？なんでだよ。

俺のこと、嫌いなはずなのに。

み『好きな人は？』

壱『まあ、、絶賛片思い中？』

「それってさ、、A、？」

そう言って名前らしき人が写っているスマホの画面をチラつかせた。

壱馬『まってっ。それみして。』

み『え！ちょっ！』

壱馬『良いから！！』

差し出したのは、みなみとAのツーショット写真。

「え？仲いいの？」

み『Aちゃん、いい子だよね。、私も好き』

みなみが俺からスマホを取って背中を向ける。

胸騒ぎがする。

み『大事な友達を傷つけたらゆるさないからね！笑笑明日ランチ行くの！羨ましいでしょ？』

にっこり笑って見せたみなみ。

「あぁ、、」

勝手に高鳴るおれの胸

明日会う？

もし、昔の俺のことを何か言われたりしたら、、

陣『みんなほら！ベロベロやんかぁー！もー！ほらはよタクシー呼んだるからはよ帰れ！』

健太「ぎょーざ食べたいでs...Zzz...」

陣『なんやそら笑...って、こらぁ！寝るなぁ！』

陣さんたちのおかげで少し元気が出る。

み『みなさん私はお先に失礼します。お金、これで足りると思うので！』

相変わらず変わってない。

「いいよ。そんなの。」

そう言って、置いたお金をみなみに握らせた。

み『壱馬優しいとこ変わってないね、ありがと。じゃあね、』

「お前もな。ん。じゃ。」

陣『みなみちゃーん！また明日ー！』

み、「笑笑はい！」

陣「じゃあ、また明日！かずまー！抜けがけは許さへんで！！」

「笑笑はいはーい！」

気分をあげるために陣さんたちに加わった。

みなみはそんな人じゃないって

わかってるけど、、

いや、そう信じたかっただけなのかな、。