ナナイロ。 (ページ18)

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新しいヘアメイクさんページ18

壱馬side

ま『壱馬さん！壱馬さん！』

「慎～??」

ま『今日新しいヘアメイクさん来るんですよ！』

「ふーん？ほんでなにやな？」

ま『ちょー可愛いらしいんですっ♡』

「えっ！！慎、慎にはお兄ちゃんがおるでしょ～??」

ま『壱馬さんたのしみじゃないんですか？』

「え、まったくー。」

ま『な、なんでですか？！』

「んー、やっぱちょっとは気になるかも？『こんにちは！』あ、」

ま『あ、』

『こんにちは！あっ、、壱馬。。よろしくお願いしますっ』

「えっ、みなみ、、？あぁよろしくお願いします！」

そこにいたのは、俺の初恋のみなみが立っていた。

ま『壱馬さん！♡』

「え？あ、あぁ！うん。」

他のメンバーにも挨拶してるけどみんなでれでれ笑

陸さんなんかほんま顔に"かわいい♡♡"って書いてあるし笑笑

うわぁ、、すっぱり諦めたつもりやったけどなんかなぁ、、

俺がそんな事思っていたら...

「改めてTHE RAMPAGEさんの担当させていただきますっ！
メイク担当の川崎みなみですっ！
皆さんと仲良くしたいのでよろしくお願いします！」

いい子で真面目。なのは昔から変わってない。

いや、それだけじゃない。見た目も中身も全部俺が好きだったみなみだった。

みなみは基本俺の担当じゃないらしいから

なぜだかわからないが少し安心した。

なのに、、

み『壱馬っ！やっと、、会えた。。』

え？

「みなみ、、」

「私、壱馬の担当に変えてもらった。」

え？

何でそんなことすんだよ。

何慌ててんだ俺。

俺は、Aが

好きなんだよ。

み『壱馬！これからよろしくね！』

「お、おう。」

みなみは俺ににっこり笑ってどこかに行ってしまった。

すると慎が...

ま『壱馬さん？あの子と知り合いなんですか？』

「うん。幼馴染で、俺の初恋の、、相手。」

まこ『そうなんですか！？』

でも、俺せっかく新しい恋を見つけたのに
また引きずるのは嫌だ。

「でも俺、今はAが好きなんだ。。もう、この恋は終わったことだからさ。。」

まこ『あ、そうでしたね！頑張りましょ！お互い！』

慎の笑顔に何故か罪悪感を覚えた。

心が霧がかかっていくみたいにもやもやする。

なんでだよ。