@10 初デート�� ページ10
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花火が上がってるのを見ながら
私たちは二宮くんの呼び名について話していた
「下の名前で呼び捨てとか…？」
二宮「母ちゃんが俺のこと呼び捨てで呼んでるからヤダ」
これだったらいつまでたっても決まらない
私なんかネーミングセンスないし
このやり取りを続けていたらそのうち喧嘩しちゃって距離を取られるかもしれない……
これじゃ、花火どころじゃないかも
ずっと考え込んでたら
二宮くんの左手が私の右手をギュッと握って
私の方に体を向けた
二宮「…………カズって呼んでよ」
「カ、カズ……？」
二宮「そう。俺がゲームしてる時の名前、カズって名前にしてるんだけど、誰にも呼ばれてないからさ？Aが呼んでよ」
その時ちょうど花火が上がって二宮くんの顔半分が明るくなって
それに二宮くんの目には花火が写っていてすごく綺麗だった
「わかった……カ、カズって呼ぶ」
二宮「なんで、そこ噛むんだよ？笑」
二宮「たったの二文字じゃん」
「だ、だって、初めて呼ぶから恥ずかしくて……」
二宮「まぁ、そのうち慣れるよ」
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花火大会が終わり、私の最寄り駅に着いて家まで手を繋いで歩いてた
もうすぐ家に着いてしまう
本音を言えば、まだ一緒にいたい
だけど、カ、カズは私の家から少し距離があるから遅くなっちゃうと親御さんに心配させてしまう
二宮「A？」
「……なに？」
二宮「今日は楽しかったな」
「うん、花火も綺麗だったね」
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二宮「……まだAを返したくない」
「えっ、」
二宮「俺のために可愛くしたんでしょ？」
そう言って何も答えられずに顔を近づけてキスされた
今は周りに誰もいないけど、外でキスするのは恥ずかしくて体中が熱くなる
だけど、私のうなじに手が回って離れられない
それに舌が口内を回ってこんなキスされたの初めてで……
だけど、好きな人からされるのは全然嫌じゃなくて
さっきの恥ずかしさなんて無くなって今では夢中になってたくさんキスをした
私もカズの肩に手を置いて求めた
二宮「口紅落ちちゃったね」
私の唇を手でなぞりながら言われた
「もう家に帰るだけだから大丈夫だよ」
二宮「そっか、んじゃ、おやすみ」
「おやすみなさい。カズ」
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じゃあなと言ったカズの耳が少し赤くなっていた
人生で初めてのデートは思い出深いものになった
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続く (更新停止中)
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yuriyuri(プロフ) - 初々しくて青春っぽくていいなぁって思います！ 主人公ちゃんの前だけ素を見せるカズが堪りません(//∇//) (2018年6月27日 15時) (
レス) id: 9486307c1c (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - しろさん» ありがとうございます！二宮くんは主人公ちゃんの可愛い姿に思わずチューしたくなったのです（笑）ハジメテの日考えておきますね！ (2018年6月26日 23時) (レス) id: a18f83b74b (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - 橘花さん» ありがとうございます！！いつもと違う雰囲気の主人公ちゃんに二宮少年はやられちゃいました（笑） (2018年6月26日 23時) (レス) id: a18f83b74b (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - しろさん» 高校生なりのおデートに致しました（笑） (2018年6月26日 23時) (レス) id: a18f83b74b (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - yuriyuriさん» ラブラブなお二人を常に妄想しております（笑）続きも更新出来るようにしますね！ (2018年6月26日 23時) (レス) id: a18f83b74b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2018年6月11日 22時
