#_4 ページ5
「ひ、寛之...」
なんてタイミングだろうか
「美尊が夜にホストクラブなんて有り得ないよ。それにAまで...尊氏さんに怒られるのは僕だぞ」
「なんでそこに尊氏さんが出るのよ…」
尊氏さんの名前が出てきては何も反論出来ない
「寛之には関係ないじゃん」
美尊がそう言っているのに寛之は構わず、私たちの手を取り外に連れ出そうとする
「ちょっと、楽しく飲んでるんだから水を差さないでよ」
嫌がる私たちを連れる寛之を、エイトが止めた
「...いくら?ここは僕が」
そう言い、寛之はブラックカードを出すと
エイトはなにか思い質問してきた
「...この人から逃げてきたの?」
「ただの友達。彼氏ヅラしてんじゃないわよ」
その言葉が痛いところをついたのか寛之はムキになって「はぁ?来年にはそうなる予定だよ!」
─って予定なんだ
そう思っていたら寛之がエイトに連れて行かれる
.
「寛之、帰るから送って?」
「……一番高いお酒くださぁい!!」
「えっ」
エイトに何か言われたのか寛之が張り切っている
─チョロいなぁ…
.
.
「うわぁーこれが噂のシャンパンタワーってやつ!?」
「お、おう」
寛之は「どうよ」みたいな顔でこっちを見る
「もう...」
─寛之、美尊は呆れてるよ
シャンパンタワーにシャンパンが注ぎ込まれ、飲もうかな〜なんて手を伸ばそうとした時
「うわぁあぁああああ!!」
エイトの悲鳴が奥から聞こえてきた
無我夢中で走るエイトは折角のシャンパンタワーを崩しそのまま走って行く
「出たッ!」って言いながら走っていったけれども、後には誰も走っていかない
「ぁ〜あシャンパンタワーが...」
「何...今の」
あ、と思った
機嫌を治した美尊がまた不機嫌そうになった
「帰ろ皆。寛之、送ってくれる?」
「え、あ、うん」
唖然としていた寛之が帰る準備と慌てだした
「奈緒、私あの人は呼ばないから」
「美尊...」
「まぁしょうがないよ。奈緒諦めよう?」
「うん...」
.
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ka.(プロフ) - 合格おめでとうございます!尊氏がかっこよすぎて、きゅんきゅんしてます。これからも続き楽しみにしているので、頑張ってください。応援しています! (2018年2月14日 1時) (レス) id: 732c0bc2d5 (このIDを非表示/違反報告)
えれふぁんと(プロフ) - 私立合格おめでとうございます!更新すごく楽しみにしてます! (2018年2月14日 0時) (レス) id: f83f63e183 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 茅洸さん» あ!本当だ...お恥ずかしい、、修正しときます!コメントありがとうございます (2018年2月11日 7時) (レス) id: 4ba029c7a0 (このIDを非表示/違反報告)
茅洸 - また続けてのコメントですみません...。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年2月11日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茅洸 - 続けてのコメントですみません(>_<) これにが抜けてませんか? 正しくはイケメンと幸せにではないんでしょうか? (2018年2月11日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみれ | 作成日時:2018年2月2日 14時