#＿12 (修正) ページ14
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｢美尊､エイトさん知らない？｣
美尊が不思議そうに造花の薔薇を見ているところに奈緒が来た
｢私が知るわけないでしょ！それより私が薔薇アレルギーだってあの人に教えた？｣
美尊が少し大声を出すと尊氏さんがやってくる
何故か美尊は気まずそうだ
｢ねぇ､あのホストとはいつ知り合ったの？｣
｢歌舞伎町で､美尊がお見合いから逃げてきたので…遊び感覚で入ったら…って感じです｣
うまく説明出来ないけれど美尊はちょっとご立腹だし(？)代わりに答えた
｢…Aちゃんもそこに居たんだよね？｣
｢あ､はい｣
｢そう｣
尊氏さんは何か思うところがあるようで去っていった
.
カウントダウンパーティーが終わってから私はずっと上の空だったらしい
自分的には好きな人と年をこせて｢いい年になりそうだ｣とかウキウキしてるんだけどなぁ
…まぁ正直に言うと刺激が足りない…大晦日が刺激が強過ぎだっただけかもしれないけど
今夜はナルキッソスに行くし､楽しもーかな
席へ着いてすぐエイトが来るがお目当ての美尊が居ないからかちょっと悔しそう
｢美尊さんは？｣
｢ごめーん！誘っては見たんだけど…私たちだけじゃ不満だよね｣
｢はは､そんなことないよ｡嬉しい｣
─目が笑ってない…
｢ねぇ､Aちゃん｣
｢ん？｣
｢尊氏さんとどうなった？｣
｢ﾌﾞｯ｣
飲んでいたシャンパンを口から零しそうになる
｢な､なんで？｣
｢大晦日､熱いハグを交わしてたじゃん｣
｢ど､どうなったもないよ｡普通に過ごしてる｣
｢えぇ〜！尊氏さんも奥手だね｣
｢え？｣
｢ありゃ完璧気があるでしょ｣
｢ないない｣
空いてる手で空を仰ぎ否定する
｢えー？好きでもない女の子にあんなハグしないよ？ホスト以外は｣
｢自虐ネタですか｣
｢うるさい｣
｢乗馬倶楽部ってさぁ､こないだみたいなパーティよくやるんですか？｣
カズマが興味津々に聞いてきて､エイトも食いついてくる
｢うーん？そうでもない…かな｣
去年のイベントを思い浮かべながら答えた
｢あ､でも今度初乗り会あるじゃん｡会員が集まって、新年の安全祈願をみんなでやるの｣
助かったぁ…
変な呟きが聞こえるからエイトの方をチラリと見ると冷や汗をかいていた
｢助かったって？なにが？｣
｢ううん､なんでもない｡カズマ､シャンパン開け…あ！ごめんちょっと待ってて！｣
エイトはなにか思い出したように走り去っていく
─どうしたんだろ？
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ka.(プロフ) - 合格おめでとうございます！尊氏がかっこよすぎて、きゅんきゅんしてます。これからも続き楽しみにしているので、頑張ってください。応援しています！ (2018年2月14日 1時) (
レス) id: 732c0bc2d5 (このIDを非表示/違反報告)
えれふぁんと(プロフ) - 私立合格おめでとうございます！更新すごく楽しみにしてます！ (2018年2月14日 0時) (レス) id: f83f63e183 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 茅洸さん» あ！本当だ...お恥ずかしい､､修正しときます！コメントありがとうございます (2018年2月11日 7時) (レス) id: 4ba029c7a0 (このIDを非表示/違反報告)
茅洸 - また続けてのコメントですみません...。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年2月11日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茅洸 - 続けてのコメントですみません(>_<) これにが抜けてませんか？ 正しくはイケメンと幸せにではないんでしょうか？ (2018年2月11日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2018年2月2日 14時
