+Halloween 蓮 続 ページ7
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可愛く包装されたクッキーを僕に渡せて満足したのか､チョコをほおばった彼女に僕はこう言った
｢Thank you…I'll trick you then！｣
｢…え？｣
と､間抜けな声を出した彼女に1歩､また1歩と近づいて行く
｢待って！蓮君！私お菓子渡したよねっ！｣
僕はわざと妖しく口角を上げて
｢うん､そうだね｣
そう彼女の腰に手を回した
｢なんで！？｣
｢しょうがないから､お馬鹿さんに教えてあげる｡trick and treat｡あんどだよ､あ､ん､ど｣
ゆっくりとした日本語で彼女に教えてあげる
｢……！…ｯ！！｣
強引なキスをして
ずるっ､と僕が舌を入れると彼女は腕の中で身をよじって逃げようとするが､逆に力を入れて捕まえる
｢〜〜！！！｣
苦しくなったのか､眉間にシワを寄せたAはドンドンと僕の胸板を叩くので
｢ﾁｭｯ｣
わざとらしいリップ音を残して唇を離していく
｢ぷはっ！はぁ､はぁっ…れ､蓮君っ！！何す､｣
｢ご馳走様｡君のキス､チョコの味がしたね｣
｢…！？､！？｣
かぁっ､と顔が赤くなるのが目に見えて分かる
表情がコロコロ変わる子って本当可愛い
｢…もうやだ！蓮君なんて嫌い！｣
｢何言ってるの好きでしょ？｣
｢……好きだけど､嫌い｣
｢…素直じゃない子は僕も嫌いだなぁ｣
｢…じゃあ好き…｣
｢ﾌﾌｯ機嫌直して？あの人気店のパフェ奢るからさ｣
｢ほんと！？！？｣
｢本当だよ｣
｢やったー！！！｣
ぴょんぴょんとスキップし始める僕の可愛い彼女を見つめると､ふと口元に目が止まる
｢待って､A｡さっきのチョコ着いてる｣
ﾍﾟﾛｯ
ついさっきのテンションで彼女の口の端を舐めると､魚のように口をぱくぱくさせて
｢や､……やっぱ蓮君なんて嫌い！！！！！｣
そう顔を林檎のように赤らませて走って行く
─あぁ､本当に可愛いなぁ
って怒った表情が見たくて意地悪するなんて知ったら彼女はどんな顔をするだろうかと
口元を緩ませながらその小さい背中を追った
────&─────&───
蓮君初めて書いたんですけどやっぱカッコイイ…(自画自賛)
最推しなんでめっちゃ楽しい
もう本当に蓮君に会えるのは小説だけなので(録画消えちゃった人)
1回仰げば尊し書いてみたいなぁなんて思っちゃってる今日この頃です
※英語できない人なんで､もちろんGoogle先生｡間違ってるかもです
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雪 - とても胸キュンします！！ 市橋のお話もっと読みたいです。これからも更新頑張ってください！ (2019年1月1日 12時) (
レス) id: 731147cfe5 (このIDを非表示/違反報告)
なな - いつも見てます！ 木藤良のストーリーもっとみたいです！ (2018年12月19日 23時) (レス) id: 2ab538de05 (このIDを非表示/違反報告)
カハラさん(プロフ) - すみれさま〜(^-^) お話を作ってくださり、ありがとうございます。すぐに更新してくださって、とても嬉しいです。そして、出逢いから、胸キュンすぎますぅ〜((o(^∇^)o)) …すごく大興奮しています。続き、楽しみにしていますね。でも、ご無理のない範囲で(^-^) (2018年12月2日 23時) (レス) id: 55a4c31fae (このIDを非表示/違反報告)
あか - いつもみてます！ 木藤良蓮書いて欲しいです！ (2018年12月2日 19時) (レス) id: 2ab538de05 (このIDを非表示/違反報告)
川嶋梨沙 - 木藤良蓮の熱が出て自分が看病する設定で仰げば尊し描いて欲しいです！ (2018年12月2日 19時) (レス) id: 2ab538de05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2018年10月20日 23時
