大好きなのに。two. (ページ29)

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体調不良ページ29

潤side

翔が来ない。
和「翔ちゃん、、、来てませんね。」
雅「俺らより遅い時は大抵休みだよ。」
和「そんなに休んでるんだ。」
智「体調良くないのかな？」
大広間の下の階が騒がしい。
潤「うるせぇよ、一般人共が！！」
「ま、松本さん、、あの、」
潤「あ？、、、翔！」
床に座り込んでる翔がいた。
潤「お前、どうしたんだよ。」
体が熱を持っていて呼吸が荒い。
潤「どけ、お前ら！」
お姫様だっこをして、階段を上がった。
雅「潤、、やるね。」
智「男らしい」
潤「いいからソファー空けろ！」
そっと寝かせた。
翔「…っ、、はぁ、はぁ」
和「無理して来ちゃったんだね。」
和が翔の頭を撫でた。
和「あ、ごめん。俺、水買ってくるね。」
気を遣わせてしまったことに、申し訳なく思った。

潤「翔、分かるか？大丈夫なのか？」
小さく頷いた翔は、どう見ても大丈夫そうじゃなかった。

何か、あったんだろ。
何もなくて、こんなになるわけない。

これは風邪の症状じゃない。
そんな感じがした。