大好きなのに。two. (ページ23)

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写真ページ23

翔side

どこか分からない公園に来た。
広いな……
潤「飲み物買ってくるわ。」
翔「え、俺も付いて行く。」
潤に頭を撫でられた。
潤「疲れただろ？大丈夫。すぐそこだから。」
知らない場所で残されるのって怖い。
ベンチに浅く座り、地面を見つめる。

「櫻井じゃん。」
翔「ぁ、…」
3人のクラスの男子に囲まれた。
「さっき、松本さんといたよな？」
「手繋いでたよな？w」
翔「そ、それは…」
「月曜日の学校楽しみにしとけよw」
写真をひらひらさせて言った。
翔「え、え…ちょっと待って、、」
その写真は、潤と俺が手を繋いで歩いてる写真だった。
翔「待って、だめだって！」
腕を掴まれた。
「楽しみにしとけ。」
耳元で言われた。
どうしよう…

涙が出るのを堪えた。
潤に迷惑がかかると思うと、涙が出てしまう。
「どうした？」
潤が戻ってきた。
潤「あいつら…なんだったの？」
さっきの3人が公園を出て行くのを見ながら行ってきた。
翔「何してるの？って聞かれたから、散歩って言っておいた。」
潤「何も無かったならいいや。」
ベンチに座り、飲み物を飲んだ。
学校…行きたくないな。

また、赤札を貼られた気分だ。