大好きなのに。two. (ページ17)

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どうしたページ17

潤side

とにかく翔に会いたくて、学校に来た。
雅「おっはよ～！」
潤「翔は？」
智「そういえば、まだ来てないね。」
雅「また体調悪いのかな？」
潤「…翔の所行ってくるわ。」
雅「入れ違いになるかもよ！？」
雅紀の声を背に走って学校を出た。
昨日の様子からして、体調が悪いだけが理由じゃない気がした。

翔の家に着き、部屋に入ると制服を着て床に座り込んでいる翔がいた。
潤「翔？」
翔「…じゅんっ、」
顔を上げた翔の目に涙が溜まっていた。
潤「どうした？学校おいでよ。」
翔「行こうと思ったんだけど……」
翔の手に握られていた携帯には俺の名前が出ていた。
潤「俺に電話しようとした？」
翔「…できなかった、、」
とうとう涙が落ちた。
潤「翔。昨日からどうした？話聞くよ？」
翔の隣に座った。
翔「…なんもない。」
そう言う翔を俺に寄りかからせた。
潤「隠し事は許さねぇぞ？」
翔「…」
潤「後悔しないなら言わなくていい。」
翔「…」
この調子じゃ、学校に行くのは無理だな。
潤「制服脱げ。」
翔「え…、？」
潤「部屋着に着替えろってこと。学校行くのは無理だろ？」
翔「ぁ…そういうことか。」
潤「変なこと考えんじゃねぇよ、ばか！」
照れながら制服を脱ぎ出した。

翔「見ないでよ。」

なんなんだよw
確かに見てやろうとは思ったけどさw

仕方なく部屋を出た。