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強引に乗せられたタクシー。
……大人しく送られとけって……
いったい何様よ。
壱馬「××××までお願いします」
彼がサラッと口にした場所は
なんと、わたしが住むマンション。
「なんで……」
壱馬「………?送るって言ったけど」
「わたし、そこに住んでるなんて言ってない……」
彼にマンションを教えた覚えはない。
それなのにどうして。
壱馬「……マネージャーに聞いた」
「………」
……絶対、嘘。
わたしのマネージャーが
そんな簡単に言うはずない。
そんな言葉が出かかったけど
なにも言うな、という
彼の無言の圧に負け、黙り込む。
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PM 11:00
いつもならとっくに寝ているこの時間。
眠気に弱いわたしは
襲ってくる睡魔に耐えられず、
そのまま意識を手放した。
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胡桃(プロフ) - まるさん» お優しいお言葉ありがとうございます…!(涙) 精一杯頑張りますね!! (2020年11月3日 23時) (レス) id: 0f09ba2251 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - お忙しい中、更新ありがとうございます!!勉強頑張ってください(><) (2020年11月2日 0時) (レス) id: b7e0ecb7e8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 2.のここの部分 数年後、 運命的に再開した2人は、再び恋に落ちる。 これ正しくは再会した2人は、ではないんでしょうか? (2020年6月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡桃 | 作成日時:2020年4月20日 15時