SPY LOVE【Ryota.K】 (ページ12)

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MISSION 10 ページ12

Sherlock side (in 仕立て屋)

採寸が終わり待っているがひまだな

ここの女性はどうだろう？

針子は…指輪してるから既婚者か

女主人はさっきの既婚者リストにあったが過去に一度政治運動での逮捕歴があるから危険度が高い，あと年齢が少し高い…

好条件となるとなかなかうまくいかな…

スッ

『すみませーん』

びっくりしたーなんだこの人

女主人「あら～るなちゃん久しぶり」

『こんにちは！ドレスのお直し頼みたいのですが…急ぎでお願いできます？(*'▽'*)』

たやすく俺の背後を…るなってさっきの独身リストにあったけ？

るな…るな…るな…あった！岩田るな，25才結婚離婚歴なし，両親はともに他界

年の離れた兄が1人，2人とも公務員で経歴に怪しい点はない…

ただの油断か…最近気が緩んで…

『あの…先程からジロジロと何かご用ですか？』

馬鹿な…視線まで気取られた⁈

涼「あ…いえ綺麗な方だなと思って…すみません…」

『それって私の容姿に好感があるということですか？』ニョキッ

涼「えっまぁ…はい」

変な子…でも可愛いし綺麗な子だな///…なんか子犬みたい…

『なんかあの人達(←市役所の女達のこと)が元がいいからおしゃれしたらモテるとか言ってたな～」ゴニョゴニョ

涼「ん？何か？」

『あ！いえすみません。なんでもないです。(*^▽^*)』

えっまってめっちゃあざといんだけど///まぁこんだけ可愛いかったら彼氏がいるか…

仕立てが終わり店を出ようとする

ポンポン←るながSherlockの肩を叩く音

『あのかくかくしかじかで…恋人のフリをしていただいてもいいですか？///』

涼「俺でよければというか俺でいいんですか？」

『はい！だってあなたとってもイケメンだし優しそうだし///…って私何言ってんだろ///すみません。』

やば…度ストレートに心の声が出てる…あーまじ可愛い///

涼「でもなんで恋人のふりをまた？」

『あっそれはお兄に恋人がいるって偽ってしまって…私ただお兄を安心させたいんです。』

兄思いとかめっちゃいい子じゃん！しかもお嬢様系でもろ俺のタイプなんだけど…///もうこれは引き受けるしかない！てか俺も嫁のフリして貰えば一石二鳥！

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