月曜日の憂鬱までのカウント。 ページ25
次に目を覚ましたのは夕方の3時
思いっきり寝てしまい、せっかくの休日を無駄に過ごしてしまったと後悔
本当は先週頂いたTHE RAMPAGEの新曲をゆっくり見ながらダラダラしようと思ってたのに…
あっ、LDHの社員は所属アーティストのシングルやアルバムを無料で頂けるんです←
今からでも遅くない!
私がCDに手をかけると突然鳴り出すケータイ
相手は…
『茉弥先輩…?』
休日に茉弥先輩からの連絡は珍しい
彼女は前もって予定を立てるタイプで、休日に会う場合も前日には予定が決まるから電話なんてしたことない
不思議に思いながら電話に出た
『もしもし、茉弥先輩?
どうしたんですか??』
茉弥「夢杏?ちょっと会って話したいことがあるんだけど…」
なんだか茉弥先輩の言葉が重くて真剣な話なのかと私は軽く考えていた
茉弥先輩と私の家はご近所さんでちょくちょくうちに先輩が遊びに来たり、私が行ったりしている
だけど何故か今日は近くのカフェに集合と伝えられた
約束した時間にカフェに行くともう茉弥先輩は居て足早に席に向かった
『茉弥先輩!お待たせしました』
茉弥「夢杏…突然呼び出してごめんね?休日なのに」
『いえいえ、暇してたので!
ところでお話って…』
茉弥「あぁ…あのね、私に彼が居たの知ってるでしょ?」
『あぁ!茉弥先輩とラブラブな彼氏さんですね!』
茉弥「そうそう…その彼にやっぱり隠し事は良くないと思って、癒し係をすることになったって伝えたの」
『えっ!?』
茉弥「そしたらね、彼怒り狂っちゃって…わ、別れよう…って…」
茉弥先輩の大きな瞳から大粒の涙がこぼれ落ちた
ボロボロ泣く茉弥先輩を私はどう慰めたらいいのか分からなかった
だって私には今好きな人なんていないし…でも、茉弥先輩は凄くその彼のことが好きって言ってたし辛いと思う
でも、彼氏がいてこの仕事はきっと出来ない
だから茉弥先輩は正直に打ち明けたんだ
正直に伝えられる茉弥先輩は凄い
私だったら別れたくない、離れたくないという気持ちが勝って打ち明けられずにいると思う
そんなことをモヤモヤ考えながら私は子供のように泣きじゃくるいつもの茉弥先輩からは想像出来ないようなボロボロな姿をただただ見つめてそばにいてあげることしか出来なかった
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芹那RaTe(プロフ) - ゆゆきさん» そう言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます!ぜひぜひ芹那RaTeの妄想ワールド楽しんでいってください笑 (2019年8月21日 19時) (レス) id: 7831fd69ac (このIDを非表示/違反報告)
芹那RaTe(プロフ) - 1980noさん» 何度か読み返して下さってたんですか!嬉しすぎます(泣)暖かい言葉ありがとうございます!これからも楽しんで頂けるようなお話書いていけるよう妄想ワールド広げていきます笑 (2019年8月21日 19時) (レス) id: 7831fd69ac (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆき - また更新してくださりありがとうございます!続きが気になって仕方ないです!芹那さんのペースで、これからも続けてください!楽しみにしてます。 (2019年8月10日 23時) (レス) id: f5a716b933 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 今まで何度か読み返しながら更新されるの待ってました☆芹那RaTeさんのペースでこれからもお話作るの頑張って下さいねヽ(*´∀`)ノ (2019年8月10日 21時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
芹那RaTe(プロフ) - 1980noさん» 1980noさん!お久しぶりです!まだ私の作品を読んでいてくださっていることが本当に嬉しいです(泣)ありがとうございます!ゆっくりではありますが更新していきたいと思いますのでまた、これからもお付き合いいただけると嬉しいです! (2019年8月10日 0時) (レス) id: 7831fd69ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芹那RaTe | 作成日時:2017年2月9日 20時