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11.いくら甘えてもいいんですよ？ ページ11
「…え。」
…なに、急に。
さっきと部屋の空気が
ガラリと変わる。
「わたしはあなたの
ご主人様なんだから
いくら甘えてもいいんですよ？」
そう言われて
見上げれば優しい目の
和くんがいた。
和くん…。
もしかして私のこと
笑わせようとしてくれてたの。
「和くん…。」
「早く昔の男なんて
忘れちゃいなさい？」
そんな優しい声で顔で
言われたら必死に隠してきた
涙が堪えられない。
隠せなくなった涙を
拭こうとすると
和くんが一瞬先に
その涙を拭いてくれた。
…でも。
「なんで…？
男絡みだなんて言ってない…。」
そう。
私は和くんに
道端で座り込んでいた理由を
話した記憶がない。
「ただの勘ですよ。
あなた変な男に
騙されやすそうだから。」
そう言って
アイドルスマイルをする彼。
どこまでが嘘で
どこからが本当なのか分からない。
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Ruka(プロフ) - チョコ*ドロップさん» コメントありがとうございます！お言葉すごく嬉しいです。励みになります(><)今後もどうぞ応援よろしくおねがいします！ (2018年8月7日 8時) (
レス) id: 7e73708de8 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ*ドロップ - 面白いです！ これからもたくさん書いてください！ 応援してます！(`・∀・´) (2018年8月4日 16時) (レス) id: 26fab03e05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ruka | 作成日時：2018年7月26日 17時
