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「結局、私は汚れてる」
ブツブツとつぶやきながら、神ってるメロンパンを食べ進める。
「うん、神や」
あっという間に食べ終わり、二つ目に手を伸ばす。
「あれ、なんかついてる」
メロンパンを包んでいるラップには付箋が。
『たまには野菜も食べな?』
おい。
私はメロンパンが好きなのさ。
野菜も、まあ嫌いじゃないけど
メロンパンは神なのだ!
というか、メロンパンだけは
純粋だったあの頃に戻る感覚になれる。
黒い汚れが、白くなるような。
そう思いながら、二つ目も頬張る。
「やっぱり、これだもん」
泣きながら、食べ進める。
「涙で私の汚れを洗い流すんだから」
「君は、汚れてないんてないじゃん」
そんな私の目の前に
一人の男子が現れたのだった。
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Milky - 更新頑張ってください!! (2015年12月7日 22時) (レス) id: 15164c2cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サリー | 作成日時:2015年12月2日 17時