ニノ9 ページ10
そのとたんいきなり鳴り出した着信音。
ビクン、と体が反応する。
この音は有明さん。
俺ははいながらケータイのもとにむかう。
二「は・・・はい・・・」
有『１０分まえです。用意お願いします。』
二「あのさ・・・っはぁ・・・悪いけど、へやまできて・・・・」
有『・・・どうしましたか？体調悪いですか？』
有明さんの声が頭に響く。
すこし耳からケータイを離し会話することにした。
二「そんなとこ。あのさ、ちょっとしんどいからもういい？ごめん・・・」
有『わかりました。大丈夫ですか？すぐ行きますから』
声が聞こえなくなって数分後インターホンがなった。
恐らく有明さんだから確認せずに解除した。
やはり有明さんですぐに玄関から室内にはいってきて俺の額をさわった。
有「二宮君！あぁ・・・すっごい熱。病院いきましょう？」
二「いや・・・時間、ないっ・・・でしょ？」
有「診察する時間はないですけど・・・解熱剤だけは入れます。熱たかいまま仕事嫌でしょ？」
二「ん…おねがい。」
有「歩けます？車まで。」
二「なんとかっ…。」
俺は半分引きずられるようによたよたと有明さんにつかまりながらあるいた。
有「がんばれ、もう車だから。」
二「んっ…はぁはぁっ…ｹﾎｯ」
車にたどりついたときはもうぐったりで椅子にしずみこんだ。
病院につき受付をすませて待合室ですわってまつ。
朝早くきて正解だ。
かなり空いていてこれなら仕事にまにあいそうだ。
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かずほ(プロフ) - ばーぐさん» 初めまして！！こんにちは。読んでいただきありがとうございます。そういってもらいとてもうれしいです！！ (2015年3月5日 17時) (
レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ばーぐ - 初めて送らせていただきます。ばーぐです。感動して泣いちゃいました。 (2015年3月4日 19時) (レス) id: 038a7da20f (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - わかぶーさん» はーい！！きてください！まってます！！ (2014年3月26日 22時) (レス) id: dc6d80e5e5 (このIDを非表示/違反報告)
わかぶー - そうですね。もう移行ですか。毎日これを読むのが楽しみで、生きてるって感じで。大げさですがそのくらい楽しみです☆移行したらまた読みます☆ (2014年3月24日 23時) (レス) id: 94e5beffa6 (このIDを非表示/違反報告)
くうき - 早いですね、あともう少しで移行じゃないですか？相変わらず続きを楽しみにしています！ (2014年3月24日 1時) (レス) id: 5c032d2b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かずほ
| 作成日時：2014年2月2日 21時
