ニノ３４ ページ35
次の日
まず目が覚め天井がちがうことに驚く。
ここは…
記憶を巡らせるとそうか。病院なのか。
久しぶりに体が軽い。
やっぱり点滴のおかげなのだろう。
立ち上がり洗面だいにいき顔を洗う。
横にあるタオルで顔をふき一息ついた。
そこに小野さんが入ってきた。
小「おはようございます。早起きなんですね。」
二「昨日はやかったから。」
小「よく寝れました？」
そういいながらカーテンをあけてくれた。
まどの外から太陽の光が 差し込む。
小「この部屋陽当たりがいいんです。みてください。あそこに木があるでしょ？あれ桜です。春になったら満開になってきれいですよ。」
二「へぇー…。」
小「いつかお散歩にいってみてください。」
季節はまだ春だけどもう5月。
すっかり葉桜になっていた。
小「そうだ。検温おねがいします。」
熱をはかれということだろう。
小「計ったら私にみせてください。このあと朝ごはんもってきます。10時から先生がお話しあるみたいなんで部屋に居てください。」
二「わかりました。」
体温は微熱にまでさがって朝食を少したべることができた。
いくら病院とはいえ寝癖はまずいと水でぬらして整える。
服はこれでいいや。
今は8時半。空白の時間をうめるためにテレビをつける。
ワイドショーが放送されていた。
もし俺が病気だったらニュースになるのかな。
相葉さんのときみたいに騒ぎになるのかな。
もし…もし病気だったら嵐はどうなる？
今さらだけど不安になってきた。
考えても仕方ないのはわかってる。
嫌でも真実をあと数時間できかされるのだから。
きをまぎらわせようとマンガを手に取る。
…いまいち話しに入り込めない。
なんでこんなに落ち着かないんだ。
大丈夫。俺は健康だ。
今まで風邪さえあまり引かなかったじゃないか。
大丈夫大丈夫。
そういいきかせないとなにかが壊れてしまいそうだった。
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かずほ(プロフ) - ばーぐさん» 初めまして！！こんにちは。読んでいただきありがとうございます。そういってもらいとてもうれしいです！！ (2015年3月5日 17時) (
レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ばーぐ - 初めて送らせていただきます。ばーぐです。感動して泣いちゃいました。 (2015年3月4日 19時) (レス) id: 038a7da20f (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - わかぶーさん» はーい！！きてください！まってます！！ (2014年3月26日 22時) (レス) id: dc6d80e5e5 (このIDを非表示/違反報告)
わかぶー - そうですね。もう移行ですか。毎日これを読むのが楽しみで、生きてるって感じで。大げさですがそのくらい楽しみです☆移行したらまた読みます☆ (2014年3月24日 23時) (レス) id: 94e5beffa6 (このIDを非表示/違反報告)
くうき - 早いですね、あともう少しで移行じゃないですか？相変わらず続きを楽しみにしています！ (2014年3月24日 1時) (レス) id: 5c032d2b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かずほ
| 作成日時：2014年2月2日 21時
