ニノ１９ ページ20
相「大丈夫だった？」
潤「みてのとおりだよ。」
床に転がり腕を目のうえに置いている俺。
潤「ちょっと休ませたいけど時間がね。」
翔「薬はないの？」
潤「結構はいてたからお腹なにもないだろうしやめた方がいい。」
大「それだと…もたないかもよ？」
潤「うん。病院いきたいんだよな。だから。」
翔「せめて医務室で解熱剤うってもらってきなよ。」
潤「だってさ。ニノどうする？」
どうする？って…
二「いい…がんばる」
相「がんばるだけじゃすまないよ？」
意地をはってるわけじゃないんだけど気が進まない。
翔「時間なら気にしないで。注射ならすぐおわるから。一瞬だよ。」
二「ほんと…？」
翔「気休めでもいいじゃん。少しはちがうと思うけどな。」
どうしよう。
少し考えてみる。
もし打たなかったらこの体調はかわらない。
もしうったら絶対じゃないけど改善されるかもしれない。
それなら…
二「んじゃ…いく。」
翔「よし、決まり！おれつれてってくる。」
潤「よろしく。」
翔ちゃんに起き上がらせてもらい覚束ない足取りでエレベーターに乗った。
翔「こっちおいで。立ってるのしんどいでしょ？」
二「うん…」
翔ちゃんによりかかり頭を肩にのせる俺。
翔「よしよし。もうすぐ楽になるからな。」
ドアが開き医務室のあるフロアに到着。
目の前には医務室。やっぱり俺こういうとこ苦手かも。
二「ホントにいくの？」
翔「俺が説明してあげるから。入ろっか。」
翔ちゃんがドアをノックすると中から軽快な女の人声が応じた。女医さんらしい。
医「どうしました？あら、櫻井さん？」
翔「僕じゃなくて二宮です。熱が高いから解熱剤うってもらっていいですか？
医「いいけど先に熱計って。」
渡された体温計を脇にはさむ。
椅子にすわって検温終了を待つ。
医「この間に問診しましょう。症状なにかありますか？」
翔「さっきはいてました。あとなんかある？」
二「ん…頭いたい。」
翔「だそうです。」
困った顔をしている先生。
検温が終わり体温計を渡すともっと険しい顔になった。
医「39度ちょいか…。今からお仕事ですよね？」
翔「はい。」
医「解熱剤効くかな…。効くんだろうけどそこまでさがりませんよ？そんなに即効性はないんで。」
二「お願いします…」
そういうと「ちょっとまってね。」と奥に行き
なにやら注射と思われる器具をもってきた。
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かずほ(プロフ) - ばーぐさん» 初めまして！！こんにちは。読んでいただきありがとうございます。そういってもらいとてもうれしいです！！ (2015年3月5日 17時) (
レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ばーぐ - 初めて送らせていただきます。ばーぐです。感動して泣いちゃいました。 (2015年3月4日 19時) (レス) id: 038a7da20f (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - わかぶーさん» はーい！！きてください！まってます！！ (2014年3月26日 22時) (レス) id: dc6d80e5e5 (このIDを非表示/違反報告)
わかぶー - そうですね。もう移行ですか。毎日これを読むのが楽しみで、生きてるって感じで。大げさですがそのくらい楽しみです☆移行したらまた読みます☆ (2014年3月24日 23時) (レス) id: 94e5beffa6 (このIDを非表示/違反報告)
くうき - 早いですね、あともう少しで移行じゃないですか？相変わらず続きを楽しみにしています！ (2014年3月24日 1時) (レス) id: 5c032d2b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かずほ
| 作成日時：2014年2月2日 21時
