ニノ１７ ページ18
まわりがざわつき始めた頃俺は目をさました。
潤「おはよ。どう？調子は。」
おでこに手をあてながら尋ねる潤くん。
潤「あー…ダメだ。下がってない。効かなかった？」
二「う…」
寝起きだからなのか意識がはっきりしない。
翔「体温計もらってきたよ。」
潤「お、ありがと。ニノ熱計るぞ。」
体に力が入らなくて潤くんが俺の腕を動かして体温計を挟んでくれた。
耳をすますと相葉さんの声がきこえる。さっき翔ちゃんがいたからもうみんなそろってるらしい。
潤「なあ、ニノ。お前大丈夫なの？」
二「んー？」
まだ鳴ってない体温計をみながらつぶやく潤くん。
潤「相当高い。体熱いし。目も潤んじゃって…」
ようやく計測が終わった体温計に記されていた数字は39度
朝と大してかわらない。
でも潤くんにはすごく高く感じるらしい。
潤「やるか？今日。２時間強くらい収録あるよ。」
二「どうにか…」
潤「まず立てる？」
バカにしないでよ、と起き上がる。
わぁ…すっごい頭痛い。
それに起きあがって気づいた。
すごく気持ち悪い。
なにか話そうとしたらえずいてしまう。
二「じゅん…く…うえってなる…」
潤「気分悪いの？」
二「ん…」
胃がムカムカする。
深呼吸をして机に伏せる。
潤「大丈夫？なんか飲む？」
二「んっ…んーん」
背中をさすってくれる潤くん。
潤「はいちゃいそう？」
二「わかんないの…」
潤「わかんないって…」
二「あー…きもちわるっ・・」
俺は部屋のすみに移動して
壁によりかかる。
そして体育ずわりして手で顔を覆った。
なんかじっとしてられなかった。
お腹がぐるぐるして冷や汗がながれてくる。
二「ごめっ…ダメかも。はきそう…」
潤「あ、ちょっと！」
二「んっ…といれっ」
潤「いくの？歩ける？」
潤くんがそういうやいなか楽屋を飛び出した俺。
一歩あるくたびに胃からぐっとあがってきてなんども立ち止まった。
もうしゃがみこんでしまおうかと思ったとき
後ろから誰かが追いかけてきた。
潤「ニノ。もう無理か？袋あるよ。」
ここでなんて嫌だ。
通りかかる人が不思議な顔をして通りすぎていく。
潤くんは俺の意志がわかったのか肩を抱くようにして小走りでトイレにむかった。
･･・・・・・・・・・・・・・・・・
思いっきり私事ですが
明日、１３日に中学を卒業します。
高校生になっても頑張るので応援よろしくおねがいします。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 338人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かずほ(プロフ) - ばーぐさん» 初めまして！！こんにちは。読んでいただきありがとうございます。そういってもらいとてもうれしいです！！ (2015年3月5日 17時) (
レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ばーぐ - 初めて送らせていただきます。ばーぐです。感動して泣いちゃいました。 (2015年3月4日 19時) (レス) id: 038a7da20f (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - わかぶーさん» はーい！！きてください！まってます！！ (2014年3月26日 22時) (レス) id: dc6d80e5e5 (このIDを非表示/違反報告)
わかぶー - そうですね。もう移行ですか。毎日これを読むのが楽しみで、生きてるって感じで。大げさですがそのくらい楽しみです☆移行したらまた読みます☆ (2014年3月24日 23時) (レス) id: 94e5beffa6 (このIDを非表示/違反報告)
くうき - 早いですね、あともう少しで移行じゃないですか？相変わらず続きを楽しみにしています！ (2014年3月24日 1時) (レス) id: 5c032d2b2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かずほ
| 作成日時：2014年2月2日 21時
