ニノ１０ ページ11
しばらくまっていると看護師さんがボードと体温計をもってやってきた。
看「お熱計ってくださいね。あと、これ問診票です。ご記入おねがいします。」
有「はい。二宮くん？脇あけて。」
二「ん…」
体温計が俺の脇にさしこまれた。
有「最後に計ったとき何度だった？」
二「いや、計ってない。」
有「え…なんでです？」
二「動けなかったもん…」
有明さんはあきれたようにため息をついた。
有「そんなときは僕ら呼んでいいんですよ。」
そんなこといったってきがひける。
そのときちょうど体温計がなった。
有「みせて。問診票に書くから。」
有明さんに渡す前に自分で確認した。
数字を読むと39度1分
思ったより高かった。
これでも昨日よりはいい。
一体昨日の夜はどのくらいあったのだろう。
問診票をかきおわったころ
ようやく名前が呼ばれた。
医「熱高いですね。」
まず発っせられたこのひとこと。
有「あの、今日は解熱剤だけ注射してもらえますか？今から仕事なんで。」
医「いいですけど点滴のほうが効きますよ。長続きしますし。お時間があるならこちらをお薦めします。」
どうするの？と有明さんに聞くと腕時計とにらめっこしていた。
有「…どのくらいかかります？」
医「30分から一時間です。」
結構かかるな。
有「二宮くん、ごめん。点滴は時間ないや。注射でいい？」
俺も遅刻はいやだ。
結果注射をうってもらった。
医「これでいっときは大丈夫でしょう。でもできるだけ体を休ませてくださいね。解熱剤処方します。」
さがらなかったらまたきてくださいと後付けされて病院をでた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 338人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かずほ(プロフ) - ばーぐさん» 初めまして！！こんにちは。読んでいただきありがとうございます。そういってもらいとてもうれしいです！！ (2015年3月5日 17時) (
レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ばーぐ - 初めて送らせていただきます。ばーぐです。感動して泣いちゃいました。 (2015年3月4日 19時) (レス) id: 038a7da20f (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - わかぶーさん» はーい！！きてください！まってます！！ (2014年3月26日 22時) (レス) id: dc6d80e5e5 (このIDを非表示/違反報告)
わかぶー - そうですね。もう移行ですか。毎日これを読むのが楽しみで、生きてるって感じで。大げさですがそのくらい楽しみです☆移行したらまた読みます☆ (2014年3月24日 23時) (レス) id: 94e5beffa6 (このIDを非表示/違反報告)
くうき - 早いですね、あともう少しで移行じゃないですか？相変わらず続きを楽しみにしています！ (2014年3月24日 1時) (レス) id: 5c032d2b2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かずほ
| 作成日時：2014年2月2日 21時
