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暇の潰し方4 ページ5

傭兵)お前、これから暇だよな。


貴方)えぇ、まぁ…やることないですけど。


傭兵)本番はまだ先だが、カスタムで練習しておいた方がいいだろ。ついてこい。


サベダーさんについて行くと椅子が五つ並べられた部屋に着いた


傭兵)座って待ってろ。もうすぐ集まる。


集まる、誰か来るんだろうか


??)すまない。ちょっと遅れた。


??)ごめん、ロボのメンテナンスしてた。


傭兵)まだ大丈夫だぞ。


素敵な服を身にまとった人が2人入ってきた


??)トレイシー・レズニック。機械技師だよ。


??)占い師。イライ・クラークです。


軽く挨拶を交わしていると後ろに傘が飛んできた


??)皆さん楽しそうで…私白黒無常の謝必安と申します。


うるつやのサラサラ黒髪で背が高くて綺麗な人


貴方)女の子みたい…。


!!?!!!!??、


口から漏れてしまったその言葉に


場の空気が冷えた


謝必安さんの顔から笑顔が消え


傭兵)お前、やったな…


占い)ゲームが始まるからこれ付けて目つぶってね。


目をつぶって待っていると何かが割れる音がした


さっきとは違う空気感


貴方)立ってるのか。目開けていいのかな。


ビュンという音と共に冷たい匂いがした


貴方)えっ、寒。何かあるのか。


目を瞑ったまま周りを手でさぐる


貴方)これじゃね。寒い原因。


ぺたぺたと柔らかい布を触っていると


??)おい。


随分と上の方から声が聞こえた


貴方)は?


目を開けると謝必安さんのそっくりさんが見下ろしている


貴方)謝必安さん…


無常)残念だな。俺は白黒無常の范無咎だ。


ちょっと怖い白髪の美形


貴方)あっ、ちょっと。


私の耳を触る范無咎さん


無常)おい、あれはどうした。仲間から渡されたはずだろ。


クラークさんに付けておいてねと言われた物のことだろうか、そういえば付けずに手に持ったままだ


つけなければいけないのだし、つけよう


貴方)あ。


取り出した瞬間取られた


無常)3枚板だ。はやくこい。


そう言うとぽいと私の手元に戻ってきた


貴方)これってインカムと言うやつでは、


どうやってつけるんだ


うーんと唸りながら悩んでいると


どうやら悩んでいることに気づいてくれたであろう范無咎さんがしゃがんで私の目線に合わせてくれた


無常)お前、小さいな。


貴方)は?


--------キリトリ線--------
随分と違いますな、あは…は………

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作者名:はるもと x他1人 | 作成日時:2022年4月11日 21時

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