暇つぶし13 ページ14
なんかこの服、温かいぞ
無咎さんが持ってたからかな
あと、この服ちょっと大きい
貴方)着替えました。
扉越しに伝えるが返事はなし
何かあったのかもしれない
扉を開けて外を確認すると
貴方)あ、リッパーさん。こんにちは。
リパ)おや、Aさん。こんにちは。
リッパーさんと無咎さんがいた
貴方)無咎さん。着替えられましたよ。
無常)やっぱり少し大きかったな。
リパ)貴方、その服はどうしたんですか?
私が着た服を指さす
無常)Aに俺の服を貸した。
お?初耳だぞ??無咎さんの服なんか。これ
再確認しよう
貴方)無咎さんがさっきまできてた服は?
無常)これだ。
私が今着ている服を指さす
訳すと「資料集めのためにセーラー服を借りたいから脱いで欲しい。けどそうすると私に服がないから自分が着てたやつを貸す」らしい
貴方)でもこれ、さっきのよりも丈とか違う
無常)あぁ、ちぎった。
貴方)えっ、無咎さんの衣装でしょ!?そんなちぎるだなんてしなくても…。
無常)ほかの衣装もあるし。別に、次の日には元に戻ってるから心配しなくても大丈夫だぞ。
そんな雑な…
ーー翌日ーー
傭兵)おい、なんだその服は。
貴方)うぇ、サベダーさん。
セーラー服を貸し、無咎さんの服を借りて帰り
ご飯を食べ、寝て起きたら隣にサベダーさんがいる
なぜだ
貴方)なんでいるんですか。
寝起きで頭がふわふわしている
目が開けられない
まだ眠い
傭兵)お前に…くが…て。
貴方)うん…。
--------キリトリ線--------
解説
暇つぶし10の主人公が追いかけていたのは霜寒を着た黒無常でした。ですが一番最初に出てきたのは残花の涙です。急いで着替えたんですね。
ついでに、すぐ扉をしめてしまったのはお茶の準備を見られたくなかったからです。
暇つぶし10の白無常が扉を開けるまでにガタガタ音がしたのは、主人公が訪問しに来たのにびっくりして服を引っ掛けて少し物が散らかってしまったんです。ちなみに彼も残花の涙を着ていました。
25人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はるもと x他1人 | 作成日時:2022年4月11日 21時