12話(過去のお話3) ページ15
メリオダスと知り合ってからだいぶ経った。僕はもうあの人を敵とは思わないし、なんなら既に兄として慕ってる。その事をエリねぇに言ったら本当に喜ばれたし、良かったと思う。
でも、最近は中々会えていない。2人は戦力として最前戦にいるのは知っているものの、メリオダスに稽古をつけてもらって前よりも強くなった僕は別の場所を担当させられている。
強くなれて嬉しい半分、それによって会えなくなってしまったことにどうしても悲しみを覚えてしまう。
「A様！あちらで妖精族と魔神族が！」
『わかった。すぐ行く！』
まぁでも、実際はそんな事を考えている余裕なんてない。今は前よりも増して聖戦が激化してる。
いつ何処で誰が死んでも分からない、そんな状態なんだ。
ある時、ふとエリねぇとメリオダスが死んだという噂が流れ出した。
もちろん、そんなものは信じていなかったけど、僕自身あの二人には全く会えていなかったから探すことにした。
でも全然会えない。お母様…最高神が聖戦を終わらすために何かを企んでいるのは気づいているが、それにエリねぇたちが関係しているとは思えないから。
そして、どこへ行っても会うことが出来ず、探すあても無くしてしまった僕は何故か最高神に聞きに行くことにした。本当になんでだろう、もしかしたらその時から嫌な予感がしていたのかもしれない。
『うそ……でしょ…？』
お母様からやっとの思いで聞き出したそれは、本当に最悪なものだった。
なんと、2人に呪いをかけ追放したという。
『な、何故です…！あの二人は純粋に愛し合っていだけですよ！？』
最高神「��それがいけないのです。相手はあの魔神族、それも息子です。あなたも聖戦のきっかけが誰かぐらい知っているでしょう��」
『…ッ！でも…！』
最高神「��何も、愛し合っていただけで罰を出した訳ではない。エリザベスは敵である十戒を庇ったのです。相応な罰が必要でしょう？��」
『そんな…ッ！』
いくら最高神である母親でも実の娘にそんな事をするとは思ってもいなかった。
気づくのが遅かったんだ、きっと。もう少し早ければあの二人と一緒に、目の前の強大な力に立ち向かう事だって出来ていたかもしれないのに。
悔しさと同時にあってはならない、殺意が込み上げてくるのを感じながら話を続ける。
『そもそも、何故敵対する必要があるのです！！』
最高神「��何故…とは？��」
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chika(プロフ) - コメントありがとうございます！！また、時間が空いたら続き書こうと思っているのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年11月1日 20時) (
レス) id: 56c436f6ae (このIDを非表示/違反報告)
真昼の空 - 下のうち間違えました(＞人＜;)できませんか？これからも更新頑張ってください！ (2020年11月1日 20時) (レス) id: 8540b78713 (このIDを非表示/違反報告)
真昼の空 - 面白いです！更新停止になってるんですかね？？もしまだリクエスト受け付けていたらこの戦いの後に正体を明かして欲しいです！でもしってる人はあまりいないっていうか口止めしてて王都で戦うときにみんなに教えるみたいな感じはできんか？これ (2020年11月1日 20時) (レス) id: 8540b78713 (このIDを非表示/違反報告)
chika(プロフ) - すいません！忘れてました！ (2020年9月29日 7時) (レス) id: 56c436f6ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chika | 作成日時：2020年9月29日 0時
