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A 「二宮くんってさ、人見知り？」
和也 「いや、ただ無口なだけで。
人が寄り付かないんだ。」
A 「ふーん。
私には二宮くんってとっても面白そうな人見えるけどなぁ。」
そんなことを言われたのは初めてだった。
なぜだかその時はいつもより駅に着くのが早く感じた。
Aは話すことをやめなかったからだろう。
すげぇな、女の子って。
よく話せるな。
一緒の電車に乗り込んでもなお、話は止まらない。
俺が電車の中でスマホと向き合わなかったのはこの日が初めてだ。
永遠と話し続け俺の降りる駅に着いた。
「次は、○○駅。○○駅。開く扉にご注意ください。」
和也 「俺、ここだから。じゃあ。」
俺は電車を降りた。
そして、Aを見送ろうと今降りた電車の方を振り返った。
でも、どこを見ても見当たらなかった。
席にでも座ったのかな。
和也 「いねぇじゃん・・・」
A 「誰の事探してんの？」
あ、いた。
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ゆかり - ニノ大好き愛してる (2016年12月27日 19時) (
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作者名：Yukorin
| 作成日時：2016年12月25日 19時
