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序章 ページ1
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ある日の夜。
「うあぁあぁあぁああ！！」
「や、やべぇよ！あいつ!!!?」
「おお、おい！早く逃げるぞ！！」
慌てた様子で数人の男達が逃げていく
そして、その後ろには 1人の青年が歩いている姿があった。
『ったく、ヒーローだの
苛立ちながら、鋭い犬歯を覗かせ唸る銀髪の青年。
金色の目にギラギラと闘志を宿らせ、その青年は吠えた。
『警察──舐めてんじゃねえよこのクソ餓鬼共がああぁァァァ！！』
青年は、銀色の狼のような耳と尻尾を揺らして、嘲るように吐き捨てた。
『お巡りさん舐め腐ったことを後悔させて、吠え面をたっぷりかかせてやる。──覚悟しとけ、犯罪者』
そして夜の街に男たちの叫び声が響き渡ったであった
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作者名：*＊笑ってこそ人生＊* | 作成日時：2017年7月9日 23時
