可愛い可愛い俺の弟 (ページ6)

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□◆□ sho ページ6

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和くんが風呂に入ったのを確認してから机の上を片付けて、着替えやタオルを持っていって、脱衣所に置いてある赤色のカゴに入れた

すると、風呂場からは小さいけど、綺麗な歌声が聞こえてきた

...へぇ、歌上手いんだ...

知らない和くんを知ることができて、なんだか近づけた気がして嬉しくなった

「和くん、着替えとか置いとくからな！」

和くんに聞こえる様に少し大きな声で言うと、歌うのをやめてしまった

『....ありがとう』

思わずニヤけたけどそれは内緒
平然を装って

「おぅ、しっかり暖まってから出てこいよ？」

なんて、兄貴ヅラしてみた、

和くんも気分がいいのか、またすぐに歌声が聞こえて来て、名残惜しいけどその場を離れてベットメイキングをしに行った

ベットは一つしか無いから俺は床に布団を敷いて寝ることにした。

一通り準備が終わると後ろから和くんの可愛らしい声が聞こえた

『今あがりました。ふふ、気持ちよかった』

なんてもう、極上の笑みで言うから、
もう、可愛くて、可愛くて、

頬は赤く染まってて

髪は濡れてて雫が首筋に伝ってて

ちょっと大きめのパジャマのせいで萌え袖になってて

とにかく全てが可愛くて仕方ない

あれ、もしかして俺、ブラコン⁈

「和くん、こっちおいで？」

そういって手招きすると素直にこっちに来てくれて、ソファに座らせた

『翔さん？』

「髪の毛、乾かしてあげるよ」

そう言って微笑みかけ、タオルでワシャワシャ拭いてやるとクスッと笑ってされるがままになっていた。

和くんの髪はやっぱりツヤツヤで、綺麗で、

何度も染めて傷んでしまった俺の髪とは大違いだ、笑

そっと手でといて、ドライヤーをかけた

なんだろ、今日初めて会ったのに、一緒にいると凄く落ち着く、

凄く幸せだな...

和くんも、同じ気持ちだったら嬉しいな

もっともっと、知りたい

もっともっと、近づきたい

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