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・・・
あれから数日。
未だに現実味はない。
でも、嘘ではなかったらしい。
聞きつけた人から連絡が絶えないから。
あと、河井さんはちゃんと事務所の人にも言ってくれたらしく、しっかり対応してくれるらしい。
これから嫌がらせのことを考えて不安になることはないようです。
川西「で、ゆずるとはどうなん？」
『どうって言われましても…あれからほぼお会いしてませんし、なんとも…未だに実感わいてないくらいです』
川西「まあでもこれで安心できるわあ」
水田「色んな意味でな」
『確かに…嫌がらせがなくなったのが一番です』
水田「でもほんまに急やったなあ」
川西「どうせ、ﾘﾘｰあたりに言われて、焦って言ったんちゃう？」
『いやーどうでしょう？』
川西「でも今日はゆずるも劇場来る日やろ？」
『そろそろくるんとちゃいますか…？』
なんて話してたら案の定河井さんの登場。
河井「おっす。」
川西「なんやの。久々に会ったのに、おっすって」
水田「照れてるやん〜」
稲田「おはようございます〜。河井さんずっとここ来るまでそわそわしてたんで」
河井「うるさい」
『おはようございます。』
にっこり笑って目を合わせようとすると、ふっと目を逸らされた。
『え、なんで逸らすんですか』
河井「逸らしてへん」
川西「照れてるやん」
河井「黙って」
水田「いやーゆずるにこんな一面があったなんてなー」
稲田「なんだかんだﾋﾟｭｱですからね」
河井「お前らほんま黙って！！」
『ふふふ、楽しそうでなによりです』
顔を真っ赤にして言い返している河井さんをみて微笑ましく思う。
河井「Aー！お前笑ってんちゃうぞ！」
『いやーだって面白いんですもん』
川西「はいはい、いちゃいちゃはよそでやってやー」
河井「いちゃついてへんわ！！」
水田「そんな赤い顔で言われても説得力ないわ」
ﾘﾘｰ「なんか楽しそうっすね」
盛山「Aーゆずるさんにいじめられてへんかー？」
河井さんと付き合うことにはなったけど、
結局いつも通りかもしれない。
でもそれが幸せなことだなって思う。
大好きなみんなと笑って、みんなとはしゃいで、
ずっとこうしていたい。
でもやっぱり、
一番大好きなのは、河井さん、あなたです。
………ずっと、一緒にいられますように。
そんな河井さんと一緒に住むことになるのはまた別のお話………。
--END--
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作者名：KaZu | 作成日時：2021年4月26日 23時
