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河井「今日みんなで飲みに行くから来るか？」
『仕事終わったら行きますね！』
なんて言って、仕事終わらせて皆さんが飲んでるという居酒屋に到着したのは良いものの、私以外ほんとに芸人さんしかいなくて場違い感が半端ない。
河井「お、お疲れさん。こっちおいで」
ﾘﾘｰ「うわ、しっかり隣にA座らそうとしてますやん」
河井「うるさいのぉ」
『じゃあ、お隣失礼しますね』
河井さんの隣に座ろうとしたら、ぐいっと腕を引っ張られた。
川西「いつもゆずるの隣やんか。今日はこっちおいで」
『川西さん、お久しぶりです！…じゃあ、今日は川西さんのお隣にお邪魔しますね。河井さん、あとでそっち行きます』
ﾘﾘｰ「ゆず兄、顔めっちゃ怖いですよ、今」
河井「あ？こっち見んな」
川西「Aちゃんはーコーラでえっか」
『えっ、私お酒飲んだらあかんのですか？』
川西「すぐ酔うやろ。俺の一口あげるから今日はそれで我慢して」
河井「そうやぞー。お前1杯でべろんべろんなんねんから。俺の一口やるわ」
水田「そこバチバチせんとって。」
こっちおいで、と水田さんに隣の席をポンポンとされる。
『水田さんお久しぶりですね！』
水田「俺Aちゃんと会うの久しぶりやから楽しみにしててんで」
『えー、水田さんがそういうこと言うの珍しいですね。めっちゃ嬉しいです！和牛さん東京行って寂しいなーって思ってたら、アインシュタインさんも東京行ってまうし…今日皆さんに会えたのほんまに嬉しいです』
稲田「え、それ、河井さんに言ってあげたらめっちゃ喜ぶ思うで！」
『え、絶対、何言うてんねんきしょいのーって言われます』
稲田「兄貴のイメージ悪すぎ」
水田「Aちゃんも東京来たらええのに。」
『いやいや、私は一社員ですからね。別に東京行ってもなにかあるわけでもないですし…。あーまあ、もしかしたら、東京の劇場の手伝いとかで行くこともあるかもですが！』
稲田「そん時はまたご飯行こーや」
『もちろんです！』
水田「めっちゃ美味しいお店探しとくわ」
『やった！流石水田さん！』
大阪の芸人さんが東京に行くのはすごいことだと、昔から見てて思った。
だからこそ、今まで以上に応援したいし、でも良くしてくれていた人たちが離れたところに行ってしまうのはやっぱり寂しく思う。
ﾘﾘｰ「Aこっち来てやー。」
『え、今、稲田さんと水田さんと話してるんで後で行きますね！』
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作者名：KaZu | 作成日時：2021年4月26日 23時
