なんで... 2

81-樹side- ページ40

俺達が言い争いになりかけた時、楽屋のドアが開いて入ってきた人物に目を見開いた



入ってきた人物は、俺らから姿を消した悪女さんだったから




ランペを脱退してから引退、まではメンバーだからわかっていたけど…
まさか刑務所にいてたとは思わなかった




本人の口から聞いた時、俺は辛くなって思わず俯いた




そして本人の口から今までのAへしたこと、そして悪女さんの過去を知った



俺は、何もしてあげれてなかったんだ…
それと同時にAへした事の罪深さを知った




悔しくて俺は思わず唇を噛み締めていた、すると俺の前に影が



悪女｢いっちゃん、そんなに唇噛み締めたら切れるから…
私のことでそんなに悔しがらなくていーの。いつもありがとうね｣




そう言って頭を撫でてきた悪女さん
EXPGの頃から俺が上手くいかなかった時こうやって頭を撫でては励ましてくれていた事を思い出した




悪女｢なーに泣いてんの、いっちゃんらしくないじゃん笑
私、アメリカに行くけど妹にちゃんと謝ってあげてね。これ私の言うことじゃないか笑｣



樹｢ちゃんと謝ります…


あと、俺伝えたいことが…｣




なーに、と優しい笑顔で聞き返してくれる悪女さん



過去が色々招いて一時期はひねくれていた悪女さんだったけど本当は綺麗な人だ


やっぱり俺はこの人が好きなんだ、そう思えた





樹｢ずっと前から好きでした。なので…一人前の男になるので、俺の事男として見てくれませんか？絶対悪女さんに相応しい人間になります、だから…！｣



悪女｢いっちゃんは、私には勿体ないくらいすごいいい男だよ。だから私が一人前の女になる、｣




だからそれまで待っててもらえないかな、？
と俺の顔を見て言ってくれた




好きな人のためならいつまでも待ちますよ。
でも、その前にAと仲直りしてきます




そう心に誓った



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初めて樹くんsideでした…！




少し駄作っぷりが最近多くなってきててすいません(--;)



これからも毎日1話更新を目標に、あと楽しんで読んでいただけるように頑張るのでよろしくお願いします…！

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