なんで... 2

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バリのみんなと1時間ぐらいしてから私はバリの楽屋を出てエレベーター向かって歩く




すると前から見覚えのある2人が歩いてきた



北人さんとりくさんだ…



帽子を深く被り直してると声をかけられた



なんで、分かるの…




北人｢ねぇ、Aだよね、？｣
『さぁ、それでは失礼します』





そう言って横を通り過ぎようとすると腕を掴まれた



陸｢A、でしょ、？
話があるから聞いて欲しいんだ、｣



『わかりました、』




陸さんと北人さんに付いていくとレコーディング室でかーくんもいた



壱馬｢俺、外に出てますね？
A、ちゃんと二人の話聞いてあげてな｣



そう言ってかーくんはレコーディング室を出ていった




陸さんが椅子を用意してくれてその椅子に座る


前には陸さんと北人さんが座った



北人｢あの、さ…ごめん…｣



『え、？なにがですか、？』
北人｢Aは子供とはいえ関係ないのに、Aのお父さんが俺の親父にしたことを恨んで、いじめて本当にごめん…｣





北人さんは悪くないのに、謝ることないのに…




『なんで謝るんですか、？
北人さんは悪くないですよ…笑』



北人｢いや、悪いんだ…だから謝らせて、謝っても許して、なんて言わないから…｣




深々と頭を下げて謝ってきた北人さん



そこまでされたら許すしかないじゃん

『北人さん、顔上げてください…
これから仲良くしてくれたら、それだけでいいです』




北人｢ありがと、本当にありがと、！｣



そう言って顔を上げた北人さんの頬には涙がつたっていた

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