～伝説の死神と破壊の死神～サーカス編 (ページ5)

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その伯爵極上の笑いページ5

シ「セバスチャン」

セ「では…」

セバスチャンは手袋を少し閉めると
アンダーテイカーは起き上がり、
帽子のつばを少しおさえた

ア「伯爵は執事君がいないと何もできない子なのかい？」

シ「僕がやる!！」

貴「やるの⁉」

シ「ミシェルとお前は絶対に中を覗くな…命令だ‼」

セバスチャンはお辞儀をした

セ「Yes my road」

ミシェルとセバスチャンが店の外に出てから数時間後、店の中からアンダーテイカーの笑い声が聞こえた

ア「ぷははは！」

ドアを開けるとそこには髪の毛がボサボサで少し汗をかいていたシエルに対しアンダーテイカーは口からよだれが垂れていた

ア「いやぁ、あのファントムハイブ伯爵があそこまでやるなんてねぇ」

貴「一体何をしたの？」

シ「聞くな」

セ「女王のためなら芸をもこなすとは本当に犬ですね」

シ「うるさい、黙れ‼
報酬は払ったぞ
子供達について教えろ」

ア「居ないよ？」

シ・セ「は？」

ア「小生のお客さんに子供達はいないし、裏社会での噂も聞かないねぇ」

シ「騙したのか⁉」

アンダーテイカーは資料を持ちながら話した

貴「テイカーは騙してない、立派な情報だと思わないセバスチャン？」

セ「確かに…貴方が知らないという事は表でも裏でも子供達の死体は上がってない…子供達は生きている」

シ「例のサーカス団を直接調べるしかないか…行くぞセバスチャン、アンダーテイカー何か情報が入ったら連絡してくれ」

シエルは店の外を出ようとした時カウンターに肘を立てて座っているアンダーテイカーに呼び止められた

ア「伯爵、罪なき魂は消してはいけないよ？」

シ「そんなこと分かってる」

ア「本当かなぁ？ヒッヒッヒ」

ガチャン

次の日
アンダーテイカーの机の上に"あの少女"からの手紙が送られこう書かれていた

「女王の番犬と例のサーカス団のところに行くから心配しないで…」

ア「まったく、小生の気も知らないで」

"あの少女"とアンダーテイカーの関係とは⁉
そしてサーカス団へと向かったシエルとセバスチャンと謎の少女

今サーカスの幕が上がろうとしていた