～伝説の死神と破壊の死神～サーカス編 (ページ11)

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その3人とスーツページ11

貴「ウイル？(ボソッ」

ウ「嫌な気配がすると思えばやはり貴方ですか、今度は何を食い漁りに来たんです？」

ウィリアムはデスサイズをセバスチャンとシエルの間の地面に射して降りるとデスサイズをセバスチャンに向けた

ウ「この悪魔風情が、ただでさえ死神不足なのに｣

ダ「悪…魔…死神？」

するとヒルフェはセバスチャンとウィリアムの間に入った

貴「ブラックはスーツから悪魔呼ばわりされてるだけです」

ダ「なんだ、そうだったのかお前真顔で言うからギャグってわかんねーよ！｣

ウ「冗談ではないのですが…」

ダ「まぁ仲良くやれよ！｣

ウ「害獣と仲良くはできま…」

ヒルフェはウィリアムのお腹を肘で殴った

ドスッ

貴「もう少し考えて(ボソッ」

ウ「っ…すみません(ボソッ」

シ「死神がなぜ此処に…」

セ「これで1つハッキリしましたね、やはり“このサーカスには何かある”」

そのあとセバスチャンはウィリアムからサーカスの情報を聞き出そうとウィリアムを外に連れ出した

セ「死神が自ら潜入調査に来ていると言う事は何か特別な事情でも？」

ウ「魂について教えるわけがないでしょう？」

セ「残念ながら私は“安物の魂”には興味はありませんので」

ウ「飢えた悪魔がよく言うものだ、本当は腹がへって仕方ない癖に…」

セ「手当たり次第食い散らかす様な真似は飽きましたよ…それに空腹なほどディナーは美味しいものですよ？」

ウ「悪趣味な…ハッキリ言いましょう近日中にこの近辺で大量の魂を審査します、今回は特別なケースなので邪魔だけはしないで下さい」

セ「それはそれは一人では大変でしょう、しかし大量の魂…私が…」

？「それ以上言ったら狩るよ？」

セバスチャンの喉のあたりでデスサイズが止められていた

セ「それは困りますのでデスサイズを下ろして頂けますか？
ヒルフェさん(ニコッ」

ヒルフェはデスサイズを下ろした

貴「2人共場をわきまえて、それにウィリアム人間の中に溶け込めないなんて…グレルより駄目(ズバッ」

ウ「うっ…」

するとセバスチャンはヒルフェに質問をした

セ「ヒルフェさん貴女は一体何処まで私達の事を知っているのです？」

貴「貴方達の事はほとんど知ってる…それとジョーカーが新人の部屋割り発表をするから集まってだって」

ウ「分かりました」

3人はジョーカー達がいるテントへと向かった