出会いと始まり

第３０話 ページ34

ア「まぁまぁ、二人とも落ちついて」ぱしっ

男2「なんだ、貴様も抵抗する気」

男の人が言い終わる前に
彼は飛び膝蹴りをプレゼントする

めしょっ

男2「か」

エ「だぁれぇがぁミジンコどチビかーーーーッ‼!」

ボコ、ベコ、ドカッ

男2「ギャー！そこまで言ってねェーー‼」ぐしょめき

彼の元凶は健在…、
とは言っても別れたのは昨日だから健在じゃないはずがない

ア「兄さん兄さん、それ以上やったら死んじゃうって」

アルフォンスさんがそう言うと
彼は我にかえり、ジーッと今さっきボコボコにした男の人を見ていた

そして一言目が

エ「て言うか、こいつら誰？」

ア・貴「(チビって単語に無意識に反応しただけか/なんですか…)」

エドワードさんはあの後…

エ「全部、吐かねェと痛い目見るぞ(黒笑」

男2「もう痛い目見てるぅぅぅ⁉」

エ「あ"？」

男2「ちゃっ、ちゃんと言います‼‼」

脅しという名の尋問をしているエドワードさん…
こんなことしていいのかしら…⁇

男2「俺達の他に機関室に二人
一等車には将軍人質に四人
一般客車の人質は、数箇所に集めて四人で見張っている」

エ「あとは？(黒笑」

男2「本当にこれだけだ‼本当だって‼」

エドワードさんは、どうやら信じていない
けど、私には彼が嘘をついてるようには思えなかった

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