第２７話 ページ30
エ「分かった
けど、もしなんか用があったらここに連絡してくれればいいから」
エドワードさんに一枚の紙を渡され
それをみて見る
そこには、一つの電話番号が書かれていた
「これは…」
エ「それ、オレ達が信用を置いてるヤツの電話番号
事情はしらねぇけど、なんかから逃げてるのはわかるから」
ア「ボク達の方から、話は通しとくから安心して」
エ「また会えるのを楽しみしてるぜ」
ア「それじゃあ、またね。アリス」
私は何も言えず
ただ彼らの後ろ姿を見送るしかなかった
彼らが見えなくなってから
私はいつもお世話になっている宿へと戻る
だが、いつもは静かな宿も
今日だけは騒がしかった
その理由は、あの教主様のせいだ
女「アリスちゃん！ケガはないかい⁈」
宿の中へ入ると、ちょうど女将さんに会う
あった瞬間、なぜか心配をされる私
女「アリスちゃん、今日はあの教会へ行くって言ってたから心配で、心配で…」
「ご心配おかけしました
私はケガ一つしていませんので安心してください」
女「なら、いいんだけどねぇ」
それよりも伝えなくてはならないことがあった
「あの、私この街を出て行こうかと思ってます」
突然の事に目をパチクリする女将さん
女「………」パチクリ
「…おっ、女将さん？」
流石に心配になってくる私は、女将さんの前で手を振る
…と意識が戻ったようで勢いよくそれを掴んで来た
女「そうした方がいい！
きっとこれからここは大変な事になるだろうから、
そうなる前にここを出な」
すると、女将さんはどこへ行くのか
部屋の奥に入っていった
1時間ほどすると、やっと出てくるなり
手には、一つのキャリーケースのようなものが握られていた
「あの…、それは」
女「これは、アリスちゃんの生活用品だ」
「…え！そっ、そんなの受け取れません」
女「ダメだよ！ちゃんと受け取りな！
これは女将である私からのプレゼントなんだから」
そう言われてしまうと
受け取るしか無くなり、渋々それを受け取る
それから30分もしないうちに
私は駅に向かう
その日は、女将さんの知り合いの人が
何故か駅長？という、すごく偉い人らしく
駅で働く人達の休憩所で休ませてもらった
逃げる少女は何を思う
彼らの姿に何を映す
記憶という "闇" が彼女を覆う
"罪" という禁忌が彼らを覆う
巡り来る運命に何を思う…
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しーちゃん(一般用圧延鋼材) - アソシエイト以外の目的でAmazonの画像使うのはAmazonのルールに違反してます。みんなやってると貴女の言うそれを公式にチクッたら占ツクが面白いことになりますよ。それ以前に私が言っているのは二次に公式絵を使うのはモラルに反さないか、と言うことなのですがね。 (2019年2月6日 14時) (
レス) id: e40e430b96 (このIDを非表示/違反報告)
ミュウ=ムー(プロフ) - 私は吹雪くん派です← (2018年11月3日 22時) (レス) id: 1429768fb6 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 莉奈さん» 応援ありがとうございます。そう言っていただけると光栄です。これから、夢主ちゃんの秘密などをどんどん出していくつもりですので楽しみにしていてください！ (2018年10月2日 16時) (レス) id: b7c52a193b (このIDを非表示/違反報告)
莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。応援してます。 (2018年10月2日 8時) (レス) id: 59f256afe6 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 長文、失礼いたしました (2018年9月22日 21時) (レス) id: b7c52a193b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹色の絵描き | 作成日時：2018年8月28日 18時
