現れた人 ページ9
嫌だ！嫌だ！
そう思いながら
泣いて抵抗するしか出来ない
男の手がまさに下着を外そうとした時だった
ピンポーン
チャイムの音が
それでも男は無視をし続けようとする
何度も鳴らされるチャイムに
男:うるさいなぁ…待ってて、すぐ戻るから
そう言って部屋から出た
カチャリと部屋の戸が閉まる音で
口が塞がれている私が叫んでも聞こえないに違いない
そんな状況に絶望感しか生まれない
だけど
何か騒がしく聞こえる
ドンヘ:A！A！
ドンヘの声が…
A:ん〜！んん〜！
出せない声を私は必死に出した
テヒ:Aさん！
部屋の戸が開く音とテヒさんの声が
テヒ:ドンヘ！Aさんここ！
助けに来てくれた…
助かった…
ドンヘ:A！
すぐにドンヘの声も
テヒ:Aさん…
テヒさんが私を見て言葉を失う
まだ見えない自分の状態だが
ショックを受けるような状態にされているのだと分かる
ドンヘ:A…ごめん…ごめん…
ドンヘは横たわっていた私を優しく抱え
泣いていた
警察:今男は署に連行しましたので。Aさんの確認と病院へ
ドンヘは私の目や口、手と言った封じられていていたものを優しく解いてくれた
A:怖かった…何されるんだろう…ドンヘの顔しか浮かばなくて
泣きじゃくって言う私を強く抱き締めてくれる
警察:すみません。まずは病院へ
私の衣服が乱れ破れているのに気づいたドンヘは上着を脱ぎ、私へ着せる
ドンヘ:行こう、一緒に行くから
テヒさんは先に警察署に行き
事の説明を…
病院へ着くまでの間
震える私をずっと抱き締めてくれるドンヘ
だけどドンヘも手が震えていた
ドンヘ:テヒが…ずっと謝ってた…私のせいでって
A:テヒさんのせいじゃないのに…確かに怖かったけど…テヒさんのせいじゃない…あの人は…
思い出すだけで血の気が引いていく
ドンヘ:いいから…何も話さないで…大丈夫だから
病院へ着き
私は診察を受ける
抵抗時に出来た傷以外は体は問題ないと知り
ドンヘは安心したようだ
ドンヘ:Aに何かあったら僕は…
A:……助けに来てくれた…テヒさんと。それだけで十分だよ…。
帰りの車の中も
ドンヘが私を離すことはなく
ずっと肩を抱き締めたままだった…
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みんはは(プロフ) - おかえりなさいませ(^^)決して無理なさらずに(^^)（もしかして初めましてかも？！ご挨拶抜きで失礼しました） (2020年6月26日 10時) (
レス) id: bf5897c69c (このIDを非表示/違反報告)
ひーさん(プロフ) - 私が目の手術(白内障)したとき、とても不安な気持ちだったなって思い出しました。優勇さんゆっくり治療して元気になって帰ってきてほしいです( ^-^)ノ待ってます♪ (2020年4月11日 20時) (レス) id: a99be58806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優勇 | 作成日時：2020年1月31日 19時
