検索窓
今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:177,702 hit

天火・白子―…酒の力((にじ様リク) ページ35

「A−、なんかやってくれよー」


「うぇ…?」



ヒクッと体を震わせ、顔を真っ赤にしてこちらにもたれた天火を見る



「二人共、程々にしなよ」



現在、白子と私と天火でお酒を飲んでいる


…注意する白子の頬も、それなりに赤い



「白子!お前ももっと飲め!!!」


「飲めー!」


「もう…空丸に叱られても知らないよ」



でろんでろんな二人で…


天火と私で肩を組み、白子の盃に酒を注ぐ


白子も調子がいいのか、酒を口にした



「でぇ…なんらっけ、何の話だっけぇ?」


「んぅ?あー…ここは紅一点のAチャンがな?場を盛り上げるような事してくれーって話」



にししっと二人で無意味に笑い


私は通常のように動かない頭で考える



「場を盛り上げるような事ぉ…ねぇ…」


「なんかねぇのぉ?」


「あー!!」



いきなり大声を上げると、二人はビクリと体を震わせた



「いいぜぇ、やってやらぁ…」



男みたいな喋り方で言うと


天火は正面にいる白子の方へ行き、白子と肩を組んだ


しかし、すぐに二人の顔は驚きに変わる



「な…何してるんだA…!!」


「んぁ?だいじょーぶだってぇ、服全部脱がないから」


「はい、すとぉぉぉおおおっぷ!!!そんな色仕掛けお兄様許しませーん!!!」



服に手をかけて、少し服を乱そうとすると


二人して止めに入った



「なんだよぉ、男はこういうのが好きなんだろぉ?」



ぶぅと、頬を膨らませて服を整える



「ばぁか、そういうのは好きな人の前でやるもんなんだよー」


「A、簡単に人前でそう言う事しちゃ駄目だよ」



二人の発言に耳を傾け、首を傾げて


拗ねながら言う



「私二人の事大好きだもーん。それに、二人の前以外でやんねえよ、ばーかぁあはは」



いや最後笑っちゃったけども。



「だい…す、き…」


「だから、そう言う言葉は…っ」


「二人共お顔真っ赤ぁー、かーわいいのー!」



ゲラゲラ笑って、盃に入ってるお酒を一気飲み



「ふぇあ…」



しかし、酔いすぎているのか


上手に口に入らなかった



「Aチャンはさっきの行動、発言と言い…お兄様を誘ってんだな…」


「A、俺だって男なんだからね…そろそろやめた方が身のため…」


「やっぱりさっきの行動いいんじゃねぇのぉ?」



と、もう一度服に手をかける



「「ば…っ」」


「じょぉだーんでーす。んふふっ」



((…にしても、大好きって真に受けていいのか…?))

せ、宣伝です…(苦笑→←白子―…子供っぽい((プピーナ様リク)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (144 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
200人がお気に入り
設定タグ:曇天に笑う , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

エミ(プロフ) - たくさん読みました!面白かったです(・ω・)ノ (2015年3月16日 23時) (レス) id: 9a6f0ed4b4 (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - ありがとうございます。蒼世はもともと書くつもりでしたので書かせていただきます。それから雰囲気指定ですが、申し訳ありませんがご希望に添えることができないかもしれません。ご了承ください (2014年12月25日 12時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - 蒼世お願いします!甘い感じで!お願いします。 (2014年12月25日 1時) (レス) id: f18e22de4d (このIDを非表示/違反報告)
セルア - 執事リクいいですか。蒼世さんお願いします。 (2014年12月25日 0時) (レス) id: 6a6b4242bf (このIDを非表示/違反報告)
ねゐ(プロフ) - るなさんと同じく芦屋様でおねがいします! (2014年12月24日 22時) (レス) id: edd6dabf66 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:不雲綺 | 作成日時:2014年12月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。