曇兄弟―…トラウマ((牛尾菜様リク) ページ17
大蛇消滅後
――
「はぁ?蛇ぃ?」
人とずれていると言われる私
そんな私が今日呼ばれたのは曇神社
「別に蛇くらいどうってことねえっすよ」
…爆睡時に呼ばれたものだから、不機嫌なのである。
私がずれているのは、蛇とかが物凄く平気な所…?
「いや、だって蛇…蛇だぞ」
「天火さん、私そんな馬鹿じゃないんですぐにわかります…ってあー」
そこで気づく
蛇でこんな大袈裟なのを
「大蛇か」
にやにやしながら言うと、曇兄弟は口に出すなと顔に出した。
「…で?」
「捕まえてどっか連れてけ」
「天火さんの膝の上に?」
「そしたらお前ただじゃ済まねえぞ」
三人ともくっ付いて何がそんなに怖いかねぇ…。
「…」
「宙太郎、どうした」
どこか一点を見て青ざめる宙太郎。
天火さんが宙太郎に問うた時、空丸が小さな声で言う
「あ、あそこ…A、すぐ後ろ」
そう言われ、くるりと振り向く
するとそこそこの大きさのものがぬるりと地面を這っていた
「…これ?」
「早く捕まえろ馬鹿!!!」
「天火さーん、これくらい平気ですってぇ」
ひらひらと手を動かしながら余裕っぷりを見せる
「A、まじで、早く、しろ」
「空丸…」
「なんだその変な目は!!」
そんなに怯えるもんかねぇ?
と、もう一度蛇に目を移す
「A姉本当に、本当に早くしてほしいっす!!!!」
「…皆が言うなら」
せいやっと、勢いよく蛇を捕まえる。
「素手かよぉぉおおっ!?」
そう驚く天火さん達の方へとゆっくり確実に、一歩一歩近づく。
蛇持ってね。
「兄貴!!なんでAこっち来るんだ!!!」
「お兄様に聞かれても!?」
「大ぱにーっく、ぶっはｗｗｗ爆笑もんだぁ…」
「さぁてお兄様は逃げるかなぁ」
「逃げた人には布団の中に蛇突っ込んでおきます」
｢｢どうしろと!!!!!｣｣
長男と次男がハモったところで、気づく
「宙太郎…お前、大好きな兄を盾にするとは…」
「無理っす…おいら無理っす!!!!」
「宙太郎クーン…？お兄様も無理なんですけどぉ…?」
「オイ馬鹿、宙太郎…俺を押すな…って兄貴まで押すんじゃねえ!!!!」
「ほれほれー！」
「ばっか…馬鹿ああ来んじゃねえええ!!!」
「うああああっ!!空兄が餌食にいい!!!」
「お兄様は逃げるからあ!!!!」
｢｢兄貴いいい!!/天兄いいい!!｣｣
…何だこいつらおもしろすぎだろ。
その後、たっぷりと説教を聞かされました。
蒼世―…限定((tama*様リク)→←嘉神―…女子の悩み((kagamiu。*様リク)
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エミ(プロフ) - たくさん読みました！面白かったです(・ω・)ノ (2015年3月16日 23時) (
レス) id: 9a6f0ed4b4 (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - ありがとうございます。蒼世はもともと書くつもりでしたので書かせていただきます。それから雰囲気指定ですが、申し訳ありませんがご希望に添えることができないかもしれません。ご了承ください (2014年12月25日 12時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - 蒼世お願いします！甘い感じで！お願いします。 (2014年12月25日 1時) (レス) id: f18e22de4d (このIDを非表示/違反報告)
セルア - 執事リクいいですか。蒼世さんお願いします。 (2014年12月25日 0時) (レス) id: 6a6b4242bf (このIDを非表示/違反報告)
ねゐ(プロフ) - るなさんと同じく芦屋様でおねがいします！ (2014年12月24日 22時) (レス) id: edd6dabf66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不雲綺
| 作成日時：2014年12月9日 23時
