天火+a―…態度の違い((にじ様リク) ページ13
「冬に食器洗い大変ですね…」
冷たい水が手を刺激しまくる…。
すると、白子さんが優しく声をかける。
「大丈夫か?…俺と変わろうか」
「いえ！私だってこれくらいのお手伝いしないとです」
「ありがとう、助かるよ」
隣で白子さんは、濡れたお皿を手拭いで拭いていた
綺麗な手だなぁ…。
というか、そこにいるだけでもう格好いいオーラがだだ漏れ…。
思わず、ぼうっと見惚れてしまう
「…A?」
「え、あっはい!?」
「どうかした?」
「…っいえ、なんでもないです!!」
見惚れてた
なんて言えるものか。
「どうにも冷たさに耐えられなかったら、すぐに言ってくれよ」
「はい」
なんて優しいのだろう…。
じーんと、心に感動が芽生えた時
後に何かの気配…っ
「俺にもかまってー!!!」
気付いた時には、天火さんが後ろから勢い良く抱きしめてきた
お、お皿滑らすところだった…危ない…!!
「て、天火さん…し、失礼なのですが何時の間に…!?」
「ずぅっと俺の部屋の襖の隙間から見てて、限界に達したから突っ走ってきた」
「隙間!?」
何その状況、こわいんですが?
「白子ばっかずるいー!!!」
「もう…そんな事言ったってな…」
「ちょ、天火さ…っ腕！腕が私の首絞めて…！」
少しばかり苦しそうな声で天火さんに伝えると、腕は腹部に移動して
強めに抱きしめてきた
「A、食器洗い俺がしておくから…天火に構ってあげて」
「え゛…っ」
「えっていったえ゛って!!!嫌そうな声だった!!」
「聞き間違えです!!!!」
嫌そうな声なんて出してない…。
はず。
のそのそと天火さんに抱きしめられながら、どこかへ向かう
「明らかに白子の方が良いみてぇじゃねえか…」
「そんな事…」
否定しようとしたとき、天火さんの顔がすぐ隣に…。
「楽しそうに喋りやがって」
「拗ねんでくださいよ…」
「俺といる時より楽しそう!!俺といるときずっと不満そうだろ！」
天火さんは否定する間も与えず
むす、とした顔を私の首元に埋めて
「構え、阿呆」
「阿呆とは失礼な…」
本当に寂しそうな声を出した。
「嫉妬させんな」
「…すいません…?」
「今度嫉妬させたら怒るからな」
…今は怒ってないんですか
そう思いつつも
「りょーかいです」
「てことでちゅーしy」
「な、なんでですか!!」
「嫉妬させた罰ー」
いきなり通常運転なのだから、驚く。
空丸―…一生支えるというのは((ayami様リク)→←景光―…可愛い彼((明都様リク)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エミ(プロフ) - たくさん読みました！面白かったです(・ω・)ノ (2015年3月16日 23時) (
レス) id: 9a6f0ed4b4 (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - ありがとうございます。蒼世はもともと書くつもりでしたので書かせていただきます。それから雰囲気指定ですが、申し訳ありませんがご希望に添えることができないかもしれません。ご了承ください (2014年12月25日 12時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - 蒼世お願いします！甘い感じで！お願いします。 (2014年12月25日 1時) (レス) id: f18e22de4d (このIDを非表示/違反報告)
セルア - 執事リクいいですか。蒼世さんお願いします。 (2014年12月25日 0時) (レス) id: 6a6b4242bf (このIDを非表示/違反報告)
ねゐ(プロフ) - るなさんと同じく芦屋様でおねがいします！ (2014年12月24日 22時) (レス) id: edd6dabf66 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：不雲綺
| 作成日時：2014年12月9日 23時
