そのじゅうなな。 ページ18
…
でもさ
そう簡単にリセットできないし
直人さんがリセットさせてくれなかったら、寝ても意味ないよね
今日もいつも通りの時間に起きて、顔洗って等々
朝の準備をしていたら
直人さんがリビングで着替えようとしたわけ
もう意味が分からん。
強制的に部屋で着替えさせましたけど。
「直人さん、朝食作りましたので。文句言うなら食わんでください」
「下校」
「…今日は、いつも通り。5時前には帰宅できるかと…」
「…ふぅん」
おい、そんな適当な返事を返すんなら聞くな。
てかさ…朝からそういう質問はいい加減止めましょうよ…。
ソファに座った直人さんは
また横になって寝ようとする
「直人さん、寝るんなら部屋に戻ってください」
「寝ん」
「そんな嘘はつかないでください」
今にも寝そうじゃないですか
ソファで寝るなんて物好きな…。
「ソファ、窮屈でしょう」
「君がおらん部屋よりマシじゃ」
「…ま、た何を…」
わ、私の心臓どうした…。
どくんって…
有り得ん!!絶対に!!!
何か違う事を考えよう!!!
…髪の毛、縛ってないと結構長いんだなぁ
…い、今更か。
って直人さんの事じゃん!!!違う、私の言いたい違う事って言うのは!!
「あ゛っ、ちょっと直人さん!!ゴミ出しくらいしてくださいよ!!」
「寝るんじゃ、邪魔はすんな」
「さっき寝ないとか言ってたの誰ですか!!」
「あー、僕も年じゃけぇ忘れよったわ」
「病院にぶち込んであげましょうか」
この人と言い合ってたら今日こそ遅刻してしまう
こうやって折れるのを計算に入れて、挑発的というか変な発言してるんだろうけど!!!
でも朝だから負けたくないとか言ってらんない
「それじゃ、直人さん。いってき――」
「ん」
「…はい?」
このタイミングで手招き!?
いつも急いでるタイミングとかに呼びますよねアンタ!!
何なんですか、もう!!
と怒りながらも直人さんの所に行く私って一体…。
毎回のことながら、ソファに座っている直人さんに近づくと
警戒していたのにもかかわらず、簡単に腕を引かれ
「うぎゃっ」
直人さんの腕の中
「…なっなお…直人さん!?」
「今日くれぇ休んだってええじゃろう?」
「いや、ちょ、あの…えっ」
ソファって狭いから
そこに二人で横になるなんて、よほど密着しないと駄目じゃん?
…てことは?
「近いです!!!!!」
「こねぇ近ぇのに大声出すんじゃねぇっちゃ」
か、体中が熱い…っ
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みたらし団子(プロフ) - はじめまして、一言だけでいいので言わせてください。「なにこの作品神か？いや神だ(真顔）」ホンマにありがとうござきます。嘉神さん好きです(真顔）ホンマにあざますｯ！！！！ (2017年2月12日 1時) (
レス) id: 5b283a77b6 (このIDを非表示/違反報告)
きなこむし - 久しぶりに伺ったら…。完結おめでとうございます！一気に読ませて頂きました。ドキドキしっぱなしで、素敵なお話を有り難うございました。また次のお話も楽しみにしていますね♪ (2015年6月2日 21時) (携帯から) (レス) id: fe331a638e (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - 藍火さん» ありがとうございます！好きだなんて嬉しすぎます(^^*)次の作品も頑張らせていただきます！ (2015年5月11日 1時) (レス) id: 3c3d70d76d (このIDを非表示/違反報告)
藍火 - 最後までドキドキでした！不雲綺さんの作る作品は、ほんとに好きです！次の作品も頑張ってください！ (2015年5月11日 1時) (レス) id: 38291bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - 猫缶さん» こちらこそありがとうございました＾＾次の作品、なるべく早く作ろうと思います！ (2015年5月10日 20時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不雲綺
| 作成日時：2014年11月20日 19時
