天火―…喧嘩のち晴れ((@Hina様リク) ページ30
恋人である天火は、物凄く
我儘、うざい、しつこい、その他多々ある。
・・・これは今、喧嘩しているからイラついて悪い所しか言えないだけ
「お前が怒る意味が分かんねえ」
「アンタがしつこいからだよ」
我儘を言うのも私に甘えたいから好きだから
ずっとベタベタ抱き着いたりするのも私の事が好きだから
「彼女と一緒に居たいっつーのは当たり前の事だろ!?」
「だからって仕事中に邪魔はしないで!!」
「そうでもしねえとAは構ってくれねえもん」
「邪魔とかするから嫌になるんでしょうが!!」
この喧嘩の時でさえ、拗ねるそぶりを見せたりと
私の話を本当に聞いてるか分からないことをする。
・・・そういうのがまた私を刺激するんだって。
「なんだよ、俺に飽きたのかよ!?」
「誰もそんな事言ってない!!」
「女は家で家事してればいいの!!働いたりするのは男の俺がするから!!」
「その家事でさえ邪魔するでしょ!?」
「それはいつも働き者のお前が疲れてると思って!!」
大声を上げていくうちに、意味が分からなくなる。
「天火が言う事は色々とおかしい!!ってかアンタが全然動かずにベタベタしてるから私や空丸がやることになるんでしょ!!!」
「ほら空丸の名前出す!!!」
「はあ!!?何が!?」
「俺はAと二人っきりになりたいの!!!」
「さっきも言ったけど、だからって仕事中に・・・!!」
そう口論が続く
分からず屋。そう思いつつも口論をやめない
「とにかく、俺はお前の構ってほしいの!!邪魔をしてでも一緒にいてェの!!」
「自分が忙しい時は私を放っておくくせに!!!」
その一言で、部屋が静まり返る。
きょとんとする天火、少し警戒する
しかしその警戒も無駄、天火に抱き寄せられ拍子抜けする
「何、結局はAも寂しかったわけ」
「何をどうとればそうなる!?」
「だってそうだろ、構ってほしいから放っておかれたことに怒れてんだろ」
「はあ!?意味が分からな――」
「意味わかんなくていいです」
ちゅ、と私にキスをすると無邪気に笑い
「分かった、これから俺嫉妬も我慢するし構ってほしいのも少しは我慢する。
それから、お前が構ってほしそうなときはうんと構ってやる
・・・それでいいな?」
色々と拍子抜けした私は訳が分からないまま
「・・・っもうそれでいいよ」
無邪気な笑顔を許してしまった。
天火―…逃走((かなたん様リク)→←空丸―…特別((くみにゃん様リク)
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不雲綺(プロフ) - 雪麻さん» こちらこそありがとうございました、甘えん坊になっていたでしょうか、安心しました^^いつでもいらしてくださいね (2014年11月28日 18時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
雪麻 - こたえてくれてありがとうございます!甘えん坊の隊長が見れて良かったです。また、お願いします。頑張って下さい。 (2014年11月28日 18時) (レス) id: b49855bce0 (このIDを非表示/違反報告)
あるみん(プロフ) - ありがとうございます!よろしくお願いします(*^^*) (2014年11月28日 14時) (レス) id: 73e418751c (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - あるみんさん» はじめまして^^了解しました、これの続編の参で書かせていただきますね。 (2014年11月28日 14時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
あるみん(プロフ) - はじめまして!この作品が大好きです!リクエストなんですけど、夢主ちゃんが空丸と話している錦ちゃんに嫉妬しているお話を書いてほしいです…! (2014年11月28日 14時) (レス) id: 73e418751c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不雲綺 | 作成日時:2014年11月9日 15時