天火―…酔いすぎ注意((らむしゃん様リク) ページ28
「A−、もう俺げんかーいー、んうふふ」
「助けてください・・・」
お酒臭いなあ
抱き着く天火を抵抗しながら引きはがす。
現在、曇神社で犲の皆さんと一緒に晩ご飯を食べていた
・・・しかし、いつしか酒飲み大会になっていた。
「兄貴!Aさん困ってるだろ!?」
「空丸助けてー」
ただでさえ、忙しいであろう空丸が天火を叱る。
でも酒が入っていなくとも聞かない天火、酒が入っていれば余計に聞かない。
「もー、空丸しっとぉ?でも残念、Aは俺のですー」
「暑苦し・・・っいやだ、離れてー」
「ひど・・・じゃない、照れ隠しか!可愛いなぁ」
「天火、本当にA困ってるわよ」
佐々木さんんん!!!
もっと言ってやってください!!
「困ってないれす、ただの照れ隠しだもーん。なあー?A−?」
「照れ隠しじゃないし・・・っ本当にウザ―――」
「言わせませーん」
天火の左手が私の顔を掴むと、ちゅっと軽くキスをした。
・・・皆さんの前で。
しかも注目を浴びていた時に。
顔が離れたとき、部屋の中は静まり返った
「きょとんとするA可愛――ぐふぉっ!!!」
そんな雰囲気も気にせず、楽しそうに笑う
・・・それを見て
「馬鹿兄貴!!!!」
「貴様、場所を考えろ」
「今のはAが可哀想だわ・・・お酒が入って気分が良くなっているのは良いけど」
空丸は勢いよく天火の頭を殴り、蒼世さんと佐々木さんは言葉で攻撃した
「酷いー、A慰めてー」
泣き声で言うと私に抱き着く。
・・・と思いきや、そのまま押し倒す。
「う、うああああっ!!?」
「叫ぶなよー、またちゅーしたくなる」
「お、おかしい、おかしいよアンタの頭ン中あああっ!!!」
「顔真っ赤ぁ」
また誰かが助けてくれるだろうか。
そう思いつつ、ちらりと天火の後ろを見ると
なんとも手遅れです。と言わんばかりに苦笑いやら哀れの目やらを向けられていた
「らいじょーう、人がいる前でキスいじょーの事はしねえから」
「そりゃ当たりま・・・っん」
お酒のにおいに負けずと天火の匂い。
・・・強引にキスをされて、その匂いが鼻をくすぐった。
・・・っていうか舌・・・がっ!
顔が離れると、天火はめちゃめちゃいい笑顔を見せた。
「っは・・・」
「ごちそーさんっ!」
・・・次の日、天火は物凄く怒られていた。
空丸やら、蒼世さんと佐々木さんに。
空丸―…特別((くみにゃん様リク)→←安倍―…期待((來斗様リク)
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不雲綺(プロフ) - 雪麻さん» こちらこそありがとうございました、甘えん坊になっていたでしょうか、安心しました^^いつでもいらしてくださいね (2014年11月28日 18時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
雪麻 - こたえてくれてありがとうございます!甘えん坊の隊長が見れて良かったです。また、お願いします。頑張って下さい。 (2014年11月28日 18時) (レス) id: b49855bce0 (このIDを非表示/違反報告)
あるみん(プロフ) - ありがとうございます!よろしくお願いします(*^^*) (2014年11月28日 14時) (レス) id: 73e418751c (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - あるみんさん» はじめまして^^了解しました、これの続編の参で書かせていただきますね。 (2014年11月28日 14時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
あるみん(プロフ) - はじめまして!この作品が大好きです!リクエストなんですけど、夢主ちゃんが空丸と話している錦ちゃんに嫉妬しているお話を書いてほしいです…! (2014年11月28日 14時) (レス) id: 73e418751c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不雲綺 | 作成日時:2014年11月9日 15時