[短編集]＿一日一笑顔...弐...＿[曇天に笑う]

白子―…スリル。(微裏)((さくまーぼー様リク) ページ12

「しら、す・・・っここ外・・・！」



買い物中、いきなり腕を引っ張られ


人気の少ない場所まで移動した


・・・お願いです、このタイミングで人が通りませんように・・・!!



「外でも、俺が我慢しきれないんだし」



後から腕を掴まれ振りほどこうにもできない。



「いや、でも・・・っ」


「あんまり大きい声出したら、ばれちゃうよ?」



するりと服の中に白子さんの腕が侵入


強引に、でも少し優しく肌を撫でていく



「だ、駄目、白子・・絶対ダメ・・・」


「・・・でも、神社に戻っても天火たちがいるだろう」


「だからって外は、ぁっ」



手が胸に触れたとき、小さく声が漏れる。



「ひ・・、やあ・・・っ」


「顔、隠さないで」



服に入ってないほうの腕が顔を隠している私の腕をつかんだ


それでも、見られたくなかったのか私は俯いたり


横を向いたりして抵抗。



「Aの可愛い顔、見れないだろう」


「見なく、ていっ・・ぅあ・・っ」


「やだ、見たい」



白子が私の顔を覗いて、無理やりにも唇を押し付けた。


吸うように、舐めるように、いろんな手を使ってキスをする。



「ん、や・・・っ待って、白子・・・ぅん」


「あんまり声出すと、人に聞こえてしまうよ」


「でも、ぉ・・・」


「人に見られたいんなら、別だけど」


「なわけ、な・・・いっ」



どんどん乱れていく服と髪。


キスをし終えると、白子は首元にキスをして


ちゅう、と吸って跡をつけた



「だめ、ねえ・・・っほんと、ストップ・・・！」


「こんなに感じてるのに?外だからかいつもより感じてるよね」


「あ、ぅっ」



白子は、肌から一度手を離すと


今度は服の上から太もも撫ではじめた


先程まで直に触れていたせいで、なんだかじれったい。



「あれ、静かになったね」


「別に、いいじゃ・・・あっ!?」


「大きい声出しちゃって」



クスッと笑われるが


私はそれに構っている場合ではない


白子の手はいろんな部分に触れていく


次第に、また服の中に手を入れて


今度は下半身を直に触れていく。



「だ、め・・・っばれちゃ・・・」


「Aが声我慢すればいいんだよ」


「白子っの、いじわ・・・るっ」



我慢できるものじゃない


そう思いつつ、下唇をかんで必死に耐える



「・・・Aのその顔、物凄く可愛い」



白子のその一言。


瞬間、白子は強引にも私に強く触れた。

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