Paradise74 ページ24
音のした方に首を傾ける
そこには……
「……ゾロ……！？」
「あ？……A！？」
こんな夜遅くに……なんでこんな所……
もしかして……
「こんな所で……何してんだ？」
「それは……こっちのセリフ……」
何呑気に会話してるんだ……私は……
相手は……海賊……敵……なのに
「海軍のお前に言う義理はないな。俺は海賊だ。……でも……怪我してるやつに負ける気はしねぇからな……隣座るぞ」
そう言ってゾロは私の隣に座った
「独り言だ。聞きたくなきゃ聞くな。……俺たちの船に戻る気は無いとうちのコックに聞いた。そう言われたら無理に戻らせることはしない……という決断をした。だがもし……何か変な事情があることが分かったらお前が何を言おうと連れ戻す……と船長が言っていた」
何か……変な事情……
「……変な事情なんてない。自分で決めただけ」
「そうか……ならいい。お前の人生だ。好きに生きればいい」
「…………私も独り言を言う癖がある……聞きたくなかったら聞かなくていい……前乗っていた船の仲間に何も言わずに降りてきてしまった。それをとても後悔してる。まぁ……1つ言うとしたら仲間にしてくれてありがとう……かな」
色んなことがあった……本当に……色んなことが……
だんだん仲間が増えていって……
たくさんの人と関わって……
「楽しかったな……」
「A……」
「昔話はこれでおしまい。私は……もう次に向けて進んでる。今はローを追っている。私に期待してる人も多いし、恩返ししないといけない人もいる。これ以上……迷惑はかけられない」
ゆっくりと体に力を入れる
木に掴まりながら立つ
「今の私はあなたに勝てない。次で会ったら必ず……」
その先を言うのをやめた
激痛が走る
それでも……早くここから離れたかった
これ以上……ゾロと話してると……
ボロが出そうだ
すると
「え……！？」
体が宙に浮いた
「傷……痛むんだろ。船どっちだ」
ゾロに抱きかかえられていた
「歩ける……」
「どっちか言え」
こんなこと……
でも……1回言ったら曲げない性格だよね……
「とりあえず……ここ真っ直ぐ」
私は諦めて船への道を教えた
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たろ。(プロフ) - ユウリ〜〜〜〜〜〜！！！！ (2022年6月6日 2時) (
レス) @page50 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ワンピース×ゲゲゲ鬼の鬼太郎のトイレの花子さんとの恋愛短編集を作ってよろしいですか?花子さんが麦わら一味で設定で。ゲゲゲ鬼太郎のトイレの花子さんが知らないなら検索してね。 (2018年10月15日 22時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - 響さん» ありがとうございました！亀更新の中読んで下さり嬉しいです！頑張ります！！ (2018年10月14日 13時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 完結おめでとうございます！いつも楽しみに読んでました。とても心温まる作品ですね！他の作品も頑張って下さい！ (2018年10月14日 6時) (レス) id: 7015fa5a02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2018年8月6日 12時
