Reason62 ページ13
ベッドに座って顔を合わせる
ナミが話し出す前に私が口を開いた
「リンラさんってサンジの彼女なの？」
「は……！？」
予想外のナミの反応に体が固まった
「違うの？」
ナミは頭を抱えながらため息をついた
「何をどう捉えたらそうなったのかはわかんないけど、違う。知り合いってだけ」
「そうなんだ……」
ナミは続けてこういった
「A、できる限りあの子に近ずかないほうがいいわ」
「え……なんで？」
「お願い……何も無いことはわかってるの……でも心配で……」
ナミは苦そうな顔をして唇をかんだ
ナミがここまで言うなんて……
信じてみよう……
「うん、分かった。ナミがそういうならそうする」
そう言うとナミはパァっと笑顔になり私に抱きついた
「今は言えないことがいっぱいだけど……全てが解決したら言うから……待っててくれる？」
「……もちろん。当たり前だよ」
ナミは私に嘘はつかない
今までずっと一緒にいるから分かる
その後ロビンも戻ってきて何気ない会話をした
スルガのことなんて忘れてみんなとの夕食を楽しみ
眠りについた
✽・:..｡o¢o｡..:・✽・:..｡o¢o｡..:・✽・:..｡o¢o｡..:・
Aが眠りについたあと
キッチンに4人が集まった
「Aにそっくりな人がいると聞いてたけどまさかリンラだとは……」
「私もさっきナミに聞いて驚いたわ……」
「で……どうすんだ？コックは」
サンジはゾロの問いかけを無視して煙草に火をつける
リンラ……まさか再び会える日が来るとはな……
これで……もうAを傷つけなくていいのか？
いや……もう傷つけた……
今リンラに会ったとして俺はどうしたい……
殺したいのか……？
でもそんなことしたら……
どうするべきなのか分からない
しばらく黙っているとナミさんが言った
「サンジ君のやりたいようにすればいい。大切な人を失う辛さは痛いほどわかるもの。それがどういう結末になっても私達はサンジ君を見放したりしたい」
「ナミさん……」
「そうだな……俺達が話してても拉致はあかねぇんだ。お前自身で決めねぇとな」
「ふふっ。後のことは後になってから考えればいいのよ。今自分がすべきことをすればいい。どうなったとしてもどうにかなるわ。みんながいるんだから」
後のことは後になってから……か
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縁 - え、え、え……？？？？？もう感動で大洪水が起きたんですけど……こんな泣いたの初めてですもう切なすぎて…！！！！最高という言葉しか出てきませんありがとうございます… (2022年9月25日 23時) (
レス) @page27 id: e7a94c70ef (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - さとみつさん» コメントありがとうございます！読んでいただけて本当に嬉しいです。私の作品なんかで涙してくださるなんて…ありがたい限りです！他作品まで！ありがとうございます！これからも作品の更新、新作を頑張っていきます！ (2020年5月10日 1時) (レス) id: 46aaa68f94 (このIDを非表示/違反報告)
さとみつ - 最初の方からじっくり読みましたが涙が止まらなくてちょっと死にかけました笑とてもいいお話で、本当にこの作品が大好きです！ 他作品も見たいと思うので拝見させていただきます！ これからの活動も応援してます。 (2020年4月25日 2時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - お願いあるんだけど良いですかな?ワンピース×ゲゲゲ鬼の鬼太郎のトイレの花子さんとの恋愛短編集を作ってよろしいですか?花子さんが麦わら一味で設定で。ゲゲゲ鬼太郎のトイレの花子さんが知らないなら検索してね。 (2018年10月15日 21時) (レス) id: 0c14d4bc3f (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - みさきさん» ありがとうございます！遅くなってすみません！更新も同時に頑張りますね！ (2018年7月28日 0時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2018年1月6日 1時
