56story ページ7
雨は弱まるどころかだんだん強くなっていく
雷も何度も鳴る
ゾロ「なぁ…」
ゾロが口を開いた
貴「なに…？」
ゾロ「お前…クソコックのこと好きなんだろ？」
突然言われて体が固まる
なんで…知ってるの…？私ってそんなに顔に出やすいタイプ…？
もしかしたらゾロだけじゃなくて…みんなにも…サンジにもバレてたり…
だめだ…隠し通さなきゃ…
貴「そんな訳ないよ！私は好きな人いないし」
ゾロ「だから嘘ついても分かるって言っただろ？」
ゾロにはなんでもお見通しか…
恥ずかしいけど…ゾロには…言ってもいい…かな…
貴「いつから……気づいてたの？」
ゾロ「だいぶ前からだな。だからマニナとあいつが付き合った時は…Aのことが心配だった」
私がサンジのことを諦める前から…気づいてたんだ…
貴「そんなに…顔に出やすいタイプかな？私…」
ゾロ「いや…俺がいつもAを見てたから分かったんだ…だから他のやつは気づいてないと思うぞ」
貴「そっか…」
ん…？私のことをずっと見てた…？
まぁ…ゾロのことだし深い意味は無いか…
貴「でも…サンジには好きな人がいるんだってさ…きっとナミかロビンだよ…」
いつの間にかゾロに相談していた
ゾロ「そんなこと分かんねぇだろ…お前のいい所…俺は知ってる」
ゾロ……
ゾロ「お前はあいつのことが好きなんだろ？」
貴「うん………好き」
ゾロ「なら振り向かせればいいんだよ。お前ならできる」
貴「ゾロ…ありがとう…私…頑張る！」
ゾロ「あぁ…辛い時はまた俺に言えよ」
貴「うん…」
その時…ガザガサと草の音がした
そして誰かの足音…
貴「誰………？」
ピカッとライトで顔を照らされる
ナミ「A！ゾロ！」
貴「ナミ！」
そこには傘をさしているけれど雨で濡れたナミの姿
ナミ「こんなところにいたの？みんなで探したのよ！？」
雨に濡れてびちゃびちゃになりながら…探してくれたんだ…
貴「ごめん…迷っちゃって…」
ナミ「いいのよ。Aは謝らなくて。悪いのはぜーんぶこいつのせいなんだから！」
と、ゾロの方を見る
ゾロ「………そうだな…悪かった」
ナミ「やけに素直ね…。とりあえず早く船に戻りましょ？この傘使って」
ナミに渡された傘をさして船に戻った
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サヤマメ(プロフ) - 椿さん» 読んでくださりありがとうございます！感想を貰えてとても嬉しいです！完結まで読んでくださったこと本当にありがたいです！機会がありましたら今連載しているものも読んでくださると嬉しいです！ (2018年8月13日 11時) (
レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ものすごく素敵な作品ありがとうございますっ・°°・(＞_＜)・°°・。(号泣)前まで目がハアとである対象でしかなかったサンジがカッコよく見えました。そして完結おめでとうございます！ (2018年8月13日 7時) (レス) id: 1cd78180d9 (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - 美優さん» 更新が遅くなりすみません！ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年4月20日 0時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
美優 - 夢主のこれからどうなるのかすごく気になります。更新頑張ってください (2018年4月16日 6時) (レス) id: 4652e6effc (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - ちゃんともさん» コメントに気がつくのが遅くなりすみませんでした！ありがとうございます！訂正してあります！ (2017年12月7日 0時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2017年8月30日 21時
